小上がりの和室は下を収納スペースに。将来介助が必要になったときに布団を敷いて寝かせることができ、段差を利用して起こしやすいというメリットも。部屋をすっきりと広く見せる折り上げ天井を取り入れた

シンプルな長方形のLDK。和室とつなげることでリビングが広く感じられ、ゆったりと生活できる。小上がりは腰かけるのにちょうどよい高さで、座ってくつろぐ居場所にもなる

室内の明るい色調に合わせて外観も白に。レンガ調のアプローチがアクセント

車椅子にも対応できる広さを確保した玄関ホール。右奥の突き当たりに造作棚をつけ、スペースを無駄なく活用している

オープンな対面キッチンは調理や片付け中も奥さまが孤立せず、ご主人と会話を楽しめる

洗面脱衣室に物干器具を設置。洗った洗濯物をここでピンチハンガーに吊るし、そのままデッキに持って行ってサッと干せる

寝室は少し落ち着いた色合いに。ウォークインクローゼットは扉なしで行き来しやすい

ウッドデッキは屋根付きに。少しの雨なら洗濯物を干しておける 

小上がりの和室は地窓に障子戸を取り付け、上質な和の空間を演出。壁面にはたっぷり収納できるスペースを。キッチンからでも見守ることができるので、子どもが小さいうちは布団を敷いて寝かせたり、おもちゃ遊びをしたりすることで安心して家事をこなせる

白とグレーで統一したLDK。折り上げ天井を採用し、空間をより広く見せている。リビング階段はロールスクリーンで冷暖房効率をキープ

2階にある寝室は、床の一部を35cm上げて布団を敷くためのベッド代わりに。「腰掛けるのにちょうどいい高さなので、毎朝の寝起きが楽になりました」とご主人

折り上げ天井にやわらかな間接照明を取り入れた和室は、4.5帖。小上がりスペースでリビングと緩やかに繋がる。地窓を2つ設けているので、北西に位置するこの場所も明るく気持ちがいい

主寝室は2階の南東に配置。折り上げ天井で広がりを演出しながら、床はウォルナット、建具も木目調デザインにして、カントリースタイルのテイストを取り入れた

リビングの一部を折り上げ天井にして間接照明を取り入れることで、白で統一したシンプルな空間にさりげなくアクセントが加えられた。中庭に面した窓はハイサッシに。隣室へと続くドアもハイドアにすることで、空間が広く感じられる

壁いっぱいの窓から光がたっぷりと射し込む明るいリビング。建物の耐震性を高める柱、クロスの筋交いをあえて見せるデザインや、折り上げ天井に木目調のクロスを採用し、インテリアのアクセントに

LDKのポイントは大きな窓。向かって左側はFIX窓にすることで広がりが生まれ、部屋を畳数以上に広く見せる。天井の一部を折り上げたこともポイント

リビングの広さは20畳。夫妻と5人姉妹の7人家族が、同じ空間で団らんのひとときを過ごしたいというIさん夫妻の願いを実現した。折り上げ天井に間接照明を取り入れ、中庭と通じる窓はハイサッシに。細部まで、開放的な空間を作る工夫が散りばめられている

モルタル仕上げの土間玄関からそのままフラットにつながるピットリビング。“おこもり”感があるので、家族みんなが自然に集まってくる。ダイニングキッチンからフロアダウンさせたことで、空間に変化が生まれた。吹抜けの代わりに折り上げ天井を採用し、その上が小上がりの畳コーナー。アイアンに見える黒いフレームの間仕切りがシンプルな空間を引き締めると同時に、ギャラリーのような佇まいを見せている