1階の気配を感じながら過ごせる小屋裏

端正な佇まいを見せる平屋風の外観。屋根瓦とベージュの塗り壁のコントラスが青空に美しく映える。玄関前に格子を設け、京町屋のような雰囲気を演出した。屋根に11kWの太陽光発電を搭載し、光熱費を抑えた創エネ・省エネライフを実現

天然木の香りと質感に癒やされるLDK。肌ざわりのいい床は無垢の杉板で、ソファを置かず、床に直接座る暮らしを楽しんでいる。勾配天井を採用したことで18畳よりも広く開放的に感じられる

キッチンから見える位置に設けた小上がりの畳コーナー。造作の棚はランドセルや教科書を収納するなど多用途に使えそう。畳の下は収納スペース。隣接する子ども部屋の引き戸を開けておけば、子ども部屋の延長のような感覚でくつろぐことも可能だ

リビングの掃き出し窓を開けるとウッドデッキ、庭へとつながる。杉の天井が外まで連続しているので、より外と中との一体感を得ることができる。深い軒が夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は、キッチンの奥まで光を届けてくれる

グレージュのクロスを貼ってシックな雰囲気に仕上げたゲスト用のトイレ。平屋でもトイレを2か所に設置することで、渋滞を緩和することができる

玄関ホールに設けた大容量のシューズクローゼット＆パントリー。たくさんの買い物をして帰ってきてもすぐ収納できるし、冷蔵庫までの動線が短いのでストレスフリーに

2階は小屋裏収納と納戸のみ。ご主人が趣味部屋として使ったり、ゴロンと横になったり、子どもの秘密基地にもなりそう

脱衣室とウォークインクローゼットの間にある洗面室。横幅1.7mのワイドな鏡を設置し、家族が横並びで歯磨きしたり、娘さんの髪の毛を乾かしたり、ゆとりある空間になった。棚を造作して収納も充実

家族の気配を感じながら過ごせる大きな吹き抜け。

普通の家なら暑くていられない小屋裏も、「雨楽な家」なら快適に過ごせる

屋上に隣接する小屋裏収納にはちょっとした時間を過ごせるようなスペースも確保した

3畳の小屋裏。窓からの光がグレーチングを通して1階の廊下に届くので、北面も暗くならない

勾配天井が開放的な天然木のリビング。天井近くには小屋裏の窓があり、上下階に離れていても家族の気配を感じとれる

吹抜けを通じて1階と2階が空間を共有しているため、離れていても家族の気配を感じることができる

吹抜けを通じて1階と2階が空間を共有しているため、離れていても家族の気配を感じることができる

2階ホールの一角に設けたワークスペース。吹抜けに面しているため、1階の気配を感じながら仕事や勉強ができる

これだけスケールの大きな吹抜けがあっても、高気密・高断熱性能により家中の温度差が少なく、エアコンに頼り過ぎることなく快適に過ごせる。1階のキッチンから吹抜けを通して2階の気配が感じられるので、子育てママも安心♪

小屋裏収納