個室型のキッチン。天窓の華やかなクロスは建築家が奥さまのイメージに合わせて選んだ

限られた敷地にインナーガレージをつくるため、室内にスキップフロアを採用して広さを確保。子どもたちが縦横無尽に走り回る「ひな壇」は、空間に変化をもたらした

間仕切りのない室内は家族がどこにいても気配を感じられるので親も子も安心。ストリップ階段を上がると子どもスペースが広がる

建築家の家らしいエッジの効いた外観フォルム。赤い軒天がポイントカラーになっている

ミリタリー好きなご主人の夢を叶えたインナーガレージ。ここで60年前の軍用ジープをレストア（修復）したり、モデルガンをいじったり、“コンバットな休日”を楽しむ

ゴージャスな雰囲気にコーディネートした奥さまの書斎。壁一面の本棚にはたくさんの漫画本を収納

光と風を取り込むインナーテラスは、子どもたちの絶好の遊び場になっている。ハンモックを吊るしても、コンクリートの高い塀で目隠しされているので、プライバシーを確保しながら楽しめる。帽子のつばのような深い軒が夏の陽射しを遮り、冬は室内の奥まで光を届けてくれるパッシブデザインで光熱費も節約できる

2階の子どもスペース。友達が来たときはここに布団を並べてお泊まり会！　子どもたちが巣立った後も使いやすいよう、できるだけシンプルに設計

ダイニングはカウンタースタイル。丁寧にクロスや照明を選び、イメージに近づけていった

ダイニングはカウンタースタイル。丁寧にクロスや照明を選び、イメージに近づけていった

夫妻行きつけのカフェをイメージしたキッチン。古材でL字型のカウンターを造作してもらった。黄色いアクセントクロスは奥さまからのリクエスト

玄関のシューズクロークの入り口はR型にし、内部のクロスは華やかな色使いにして変化を付けた

家具のようにすっきりと洗練されたデザインが上質感を醸す「GRAFTEKT（グラフテクト）」のキッチン。「この家にはこのキッチンが似合う」という建築家からの提案で取り入れた、奥さまのお気に入り

L字型のLDKは、勾配天井の木目調クロスや天窓がインテリアの一部に。アーチ型開口はパントリーへつながっている

猫を飼っているため、室内は傷がつきにくい白のクロスで統一。一方、トイレなどのプライベートスペースは、奥さまの好みでゴージャスなクロスをセレクトし、華やかに演出

吹抜けの玄関ホール。クロスを貼る予定だった天井を合板のままにするなど、建築家と相談しながら家づくりを進めたそう

住まいの雰囲気に合わせて奥さまが選んだ照明や時計が新居を彩る

なるべくLDKを広く使うために、キッチンはI型に。フローリングの色に合わせてキッチンパネルを選んだ。スリット窓から景色を眺めながら料理できる