床には無垢のクリ材を使用。浮造り加工で歩いた時の感触も気持ちいい

間取りづくりのポイントはビルトインガレージ。駐車場は並列で、買い物帰りの荷物を運びやすい動線があり、雨の日も乗り降りしやすい屋根付きにしたいという希望をすべて叶えた

リビングの外にはタイルデッキを設け、七輪バーベキューが手軽に楽しめるスペースに

和の雰囲気を醸し出す玄関回りの木の格子と植栽

足元の間接照明がおしゃれな玄関

オープンながら手元が隠れ、程よい独立感のあるキッチンと、空間に和の雰囲気を漂わせる一枚板の造作ダイニングテーブル。ダイニングの収納棚は、構造上必要な壁を活用。プライベートゾーンとの仕切りにもなっている

LDKから水回りにつながる廊下の先は壁の予定だったが、外からの視線が気にならないため天井まで届くFIX窓に変更。暗くなりがちな廊下に光が入り、視覚的な抜け感をもたらした

リビングの一角には畳コーナーを。小上がりにして、カウンターテーブルを造作。子どものスタディスペースや節句飾りのスペースに活用

キッチンからLDKと畳コーナーを見渡せるので、家族のコミュニケーションも取りやすい

LDKの床はパイン材の浮づくり仕上げ。無垢材特有の感触が足に心地よい

浮造りのスギ無垢床は、愛犬の足にも優しい。もちろん人にも心地よく、夏は素足でもサラリとした足触り

1階全体を見渡せて、吹抜けを通じて2階の気配もわかる位置にキッチンをレイアウト。肌触りのいい無垢の床は浮造り加工を施した杉板で、冬でもスリッパを履くのがもったいないほど気持ちいい。ナチュラルな空間にCOOLなアイアンがアクセントになっている

広々とした1階のリビング。床は無垢のヒノキ材を使用。無塗装なので柔らかく、素足で歩くと無垢ならではの温かみが感じられる。また壁もすべて漆喰を使用

たっぷりの陽光が入る広々リビングは、心もゆったりと解放される。床に使用したクリの無垢材とブルーグレーのドアが絶妙なバランス

ダイニングの壁には夫妻の要望で、本棚や飾り棚として利用できる可動棚を設けた。キッチンの床には硬くて水に強いクリの無垢材を使用

浴室は脱衣室との段差がないバリアフリー。タモ材のスプーンカット仕様の床は、歩いた時の当たりが柔らか

LDKの床はすべて「もみの木」を敷き、凹凸のある浮造りフローリングならではの心地よい感触、肌にやさしい温もりを感じられる。消臭効果が高く、生活臭を感じさせない爽やかな空気が心地よい

床には傷に強い無垢のオーク材を使用

リビングから母屋が見えず「お互いが気兼ねなく過ごせる」環境に。床を覆うもみの木は、樹齢150年の巨木を天日干しで乾燥。浮造りという木目を際立たせた方法で仕上げ、足裏に触れる感触が気持ちいい