せっかく新築するなら、デザインにも住み心地こもだわりたい、でも、土地から購入するとなると予算が厳しい…そんなHさん夫妻にとって『長坂篤建築研究所』との出会いはまさに幸運だった。打ち合わせに十分な時間をかけて完成した家は、片流れのスタイリッシュな外観デザインで、静かな住宅街に溶け込みつつ、個性を感じさせる。床と天井に無垢材を使用した室内は、南面の大きな窓からたっぷりの光と風を招き入れ、延床面積31坪とは思えない開放感がある。仕事を持ちながら家事育児に奔走する奥さまの負担を軽減するために、子どもの様子を見守りながら料理できる位置にキッチンを配置し、すぐ隣に小上がりの畳スペースも設えた。また、適量適所に収納を作ったことで、片付けする時間を短縮でき、家族団らんの時間が増えたそう。「遊びに来たお友達からオシャレだね、カッコイイねと言われるのが嬉しくて」と微笑む奥さま。デザイン、快適性、コストのすべてにバランスが取れた家は、住むほどに満足度が高まっていく。