モデルハウスで無垢材の肌触りに感動し、新居の床はクリを選択。多くの時間を過ごすLDKでは、窓辺を彩る和障子や木の樹種・高さを吟味しながら、四季を楽しむ眺望が実現した

外壁は風合い豊かなそとん壁。雨水の流れを楽しめる鎖樋（くさりとい）が和の情緒を感じさせてくれる

リビングの勾配天井とキッチンの下がり天井がほどよいバランス。隠れ家のような空間は奥さまが在宅ワークに使用。アーチの縁取りは木を曲げて実現した

横並びが落ち着くという夫妻のために、収納と一体化したダイニングカウンターを造作で

水栓や洗面ボウル、棚の高さなど細かく打合せた造作洗面。高窓からの光はリビングまでも届く

脱衣所の先には洗面を挟んでクローゼットが。洗濯から収納までの流れが最短で完結でき、身支度も便利

O邸の照明はほとんどが壁付け。塗り壁のような表情の壁紙にやわらかな光が広がっている

外構も『仲田工務店』がトータルでプランニング。サルスベリ、ヤマボウシ、ナンテンなど、多種多様な木々を夫妻と一緒に選んだ

あまり多くの家具を置かず、広々とくつろげるLDK。床は樺（カバ）の無垢材を選んだため、ダイニングテーブルも同じ樹種でオーダーメイド

天井をRにしたことで、奥行きと開放感が生まれたダイニング。椅子に座ると、ちょうど目線と同じ高さに庭の花々が見える。クリ、杉、チェリー、ウォールナットなど、自社工場にストックしておいた多彩な樹種を適材適所に使用。ぽってりとした可愛らしいペンダントライトは、森町在住のガラス作家によるハンドメイド作品