家づくり Q&A

詳しいご希望内容が分からないので幾つかのパターンで回答させていただきます。

1. 既存建物の下に地下室増築
既存建物を持ち上げたり移動させたりしてから地下室の工事しなくてはなりません。
工事費用が、かなり高額になるかと思います。
2. 庭等への地下室
敷地の規模、地下室の規模・用途にもよりますが、施工は可能かと思います。
ご希望の地下室の用途や計画内容により異なります。参考に法的規制等を下記いたします。

① 地下室の定義
建築基準法での地下室の定義
　・ 天井が地盤面から1m以下
　・ 床が地盤面以下にある階で床面から地盤面までの高さが、その階の天井高さの
３分の１以上あること。
等です。

② 音楽室等の居室として使用
地下室の使用用途が、音楽室、オーディオルーム、アトリエ等の居室の場合、下項目のような
「衛生上必要な措置」が条件となります。
・ 上部が外気に開放されている。もしくは、空堀り（ドライエリア）などの開口部がある。
・ 居室内の湿度調節・換気の設備がある。
・ 防水措置がされている。など

③地下室に水周り（トイレ、キッチン等）
地下室に水周りを設けるのは、出来れば避けたいところです。
公共排水枡との高さ関係にもよりますが、
低い場合は２重ピットを設け、排水を一次貯留してポンプアップする等の大型建築物並みの
工事が必要となり、大幅なコストアップとなります。
完成引渡し後は、定期的に清掃する費用も掛かります。

この他に結露対策、防水対策等が必要となります。
地下室の用途、目的、敷地条件等により異なりますので、
ご相談される事をお勧めいたします。