形・開口部とも四角形で揃えた外観。屋根は水栓柱と同じオレンジ色と、見えない部分にもこだわりがある

ロフトから見下ろしたリビングとワークスペース。高さの異なる3つの空間が、個々のスペースと家族とのつながりを両立させる。現しにした梁はテレビ台と合わせて濃いブラウンで塗装した

1階の玄関わきに帰宅してすぐ手を洗える洗面コーナーを設置した

表情豊かな木目の床と天井に、品の良いグレーの壁をコーディネート。巾木の白、照明の黒でほどよく引き締め、火打ち梁のオレンジ色がアクセント

リビング横のバルコニーは約6畳の広さ。一部に屋根をかけ、喫煙場所のほか、休日にはBBQをしたり朝食を食べたりすることも。夏には子どものプール遊びも楽しめそうだ

同社の見学会で見て取り入れたワークスペースは、LDKからロフトに上がる階段の途中にあり、フロアから半階分上がった開放的な空間

お酒好きのMさん夫妻はキッチンをバー風にアレンジ。背面のオープン棚にお酒をディスプレイし、無骨なランプに照らされたタイルの光沢感が大人の空間を演出する

ランドリールームも兼ねた広めの洗面脱衣室。2階にあってバルコニーに直結しているため、衣類乾燥機にかけられないものは外干しもできる。タオルや下着などを置ける収納棚も設けた

塀を外壁の板張りと同じく木で揃えて、家と庭をトータルコーディネート。水栓や照明など細部にもこだわりが。オシャレなアウテリアが建物を一層引き立てている

キッチンの天井部分はお施主様のこだわりを形に実現できた

居住部分の玄関側。開口部は少なめにしてプライバシーに配慮

帰宅後、すぐ手洗いができるスペースを玄関ホールに。壁出し水栓や飾り棚など、細部までこだわりが光る

モザイクタイルが目を引く造作洗面台はアンティーク調の水栓を使用し、細かい部分にまでこだわりが。壁を使った収納でコンパクトながらも機能性に優れている

リビングの大きな開口部が外と中をつなぐ。柱、梁などの構造材はもちろん、階段、建具まですべて国産ひのきを使用

キッチン横には、階段下スペースを使ったパントリーを設計。家形にアレンジした開口部分は、インテリアの一部のようにおしゃれ

ロフト部分からキッチンを見おろす。壁で閉じられていないので開放感がある。奥には土間に通じる開口部が。冷蔵庫の手前にはクローゼットタイプのパントリーを設けてある

三角垂れ壁の開口部がかわいいキッチンの背面に位置するパントリー。洗面所からもアクセスができ水廻りを行き来できる。

玄関にはモルタルデッキに面して大開口を設け、抜け感と開放感を強調。開口部の反対側には濃いグレーのアクセントクロスと玄関収納を設け、デザイン性へのこだわりを印象付けている