リビング隣の小上がりの和室は玄関から直接出入り可能。天井は数寄屋風、床柱は縁起の良い槐（エンジュ・延寿）を用い、上質で端正な空間に。床下には引き出し収納を設けた

LDKの天井の高さは2m82cm。天井は梁が見える現し構造で、吹き抜けは6畳もの広さ。床も天井も松（パイン）の板張り。床板の厚さは30mmもあり、優れた調湿性と保温性を発揮する。階段の脇には薪ストーブ、リビングの横には小上がりの和室を設けた

オレンジ系の西洋瓦と薪ストーブの煙突がかわいらしい2階建て。同社の家は独自の頑強な基礎工法と耐震等級3以上の構造で、地震や災害に断然強いのが自慢

吹き抜けとフルオープンの窓が縦横に開放感をもたらし、ゆったり過ごせるリビング。造作のTVボードが天然木の空間にしっくり収まっている。2階の室内窓からの眺めも気持ちいい

窓をフルオープンにすると目の前に緑の風景が広がり、心地良い風がカーテンを揺らす

スタディカウンターにはタモの天然木を採用。脇には造作の書棚もある

キッチンからは室内全体が見渡せる

階段脇の薪ストーブが室内をスタイリッシュに引き立てる

床の間のある本格的な和室。床柱には縁起がいい「槐（エンジュ：延寿）」を採用

稀少なエンジュの床柱を用いた端正な和室

和室は玄関の正面にあり、お客さまを直接招き入れることができる。床の間の天井にはスギ網代、床板にはケヤキ、床柱には縁起の良いエンジュ（延寿）を使用

玄関の横にある8畳の和室。床柱には縁起の良い「槐（エンジュ）」を採用し、和の空間を優雅に引き立てている

和室には、床の間と仏壇コーナー、地窓と吊り戸棚を設置。床柱には縁起が良いとされる槐（エンジュ）を採用

1階の和室は客間や家族のくつろぎ空間などとして多目的に活躍。LDKとは距離を置いて配置したことで、離れのように落ち着いた雰囲気に。床柱には縁起の良い槐（エンジュ＝延寿）を採用

床の間とエンジュの床柱を設けた和室。天井には格子と木毛版を用いて変化を付け、新感覚の和空間が実現

玄関は高級旅館のように端正で上品な佇まい。匠の精緻な造作によって床や壁、天井に用いた上質材の美しさが際立っている

LDKの床には厚さ30mmの松（パイン）の天然木を用い、自然塗料で濃い茶色に着色。太い梁が等間隔に並ぶ天井も松の板張りで。壁には珪藻土を採用。小上がりの和室はホームパーティなどの際、腰掛け代わりに使うこともできる。床下には引き出し収納を設けた

節のない上質なヒノキ材を壁や床、建具に用い、土間には三和土を採用した端正な玄関。来客時にお客さまが横並びに立てる広さを確保。玄関ホールの天井の障子張りの照明は『ひのきの家』の夏目さんの提案