濃い色目の天然木の床がしっとりとした落ち着きを感じさせるリビング。梁が均等に並んだ天井も格天井のような格調の高さを醸している

LDKの床には厚さ30mmの松（パイン）の天然木を用い、自然塗料で濃い茶色に着色。太い梁が等間隔に並ぶ天井も松の板張りで。壁には珪藻土を採用。小上がりの和室はホームパーティなどの際、腰掛け代わりに使うこともできる。床下には引き出し収納を設けた

夫妻がこだわったダイニングカウンター。ホームパーティの際には友人とお酒を飲んだり、料理を作りながらおしゃべりを楽しんだり。普段の生活でも、子どものスタディコーナーや家族のコミュニケーションスペースとして活躍する。カウンターの脇には料理本などをしまっておける棚も用意されている

対面キッチンの横には階段下を利用した大容量の収納スペースが設けてあり、食器やストック食品を使いやすくしまっておける。また、奥さまの要望でキッチンワゴンもそのまましまえるように設計。使うときだけ取り出せてじゃまにならず、出し入れもラクにできる

天然木の味のあるフォルムを生かした耳付き框が、高級感をもたらす玄関。土間の脇には収納スペースがあり、靴やゴルフバッグなどのアウトドア用品をしまえる。玄関ホールの奥には、外着をかけるクロークも設けた

シンプルなデザインのトイレ。ニッチ付きの収納に写真立てやお気に入りの小物を飾って彩りをプラス

洗面台はカウンターを広くとって、タオルや化粧品を仮置きできるようにし、お出かけ前の支度が便利に！

室内干しの竿を2本用意し、洗濯物がたっぷり干せるスペースを確保したランドリー兼脱衣室。家事カウンターでアイロンがけをしたり、洗濯物をたたんだりもできる

室内は柱や梁を現しにした真壁造りで、日本家屋ならではの落ち着きと情緒が感じられ、木の香りに包まれてリラックスできる。天井をスギ板張りにしてダイニングとゾーン分けし、しっとりとした落ち着きも添えられている

格子のリビングドアと濃い色調でまとめた内装が、しっとりとした和の雰囲気を感じさせる玄関。シューズクローク付きなので、玄関土間はいつもスッキリ

太い梁組みの天井や大黒柱、パインの天然木の床の温もりを感じながら、家族がいつもLDKに集まって、なごやかな時間を満喫。天然木の床と珪藻土の壁が室内の湿度を調整し、夏はさらさら、冬はしっとり。珪藻土が化学物質も吸着・分解してくれる

下がり天井の木目と和室の格子戸が和の風情を感じさせるLDK。キッチンやリビングのアクセントクロスの無機質な表情とも絶妙に調和し、しっとりとした落ち着きを感じさせる

日本建築伝統の真壁づくりに癒されるLDK。柱と梁をパイン材の床よりも濃い天然塗料で仕上げたことで、アンティーク調の落ち着いた雰囲気に

真壁で格天井の小上がりと、大壁で化粧梁の天井のリビングが対照的に並ぶLDK。どちらも空間にゆとりを持たせてあり、暮らしのシーンに合わせてさまざまなスタイルでくつろげる

ダイニングキッチンは、モルタル調のフロアタイルをベースにキッチンと梁を黒で統一。南側の窓から見えるヤシの木がリゾート感を醸している

白×濃グレーの外壁、 いぶし瓦、木の柱や窓の格子が調和した外観。古民家調のデザインが落ち着いた風情を感じさせる

閑静な住宅街にあって、ひと際目を引く洗練を放ちながらも、どこか落ち着きも感じさせる表情。ベースは、撥水性に優れ、キレイが長持ちする塗り壁材「Sto」。玄関回りの天然木や角度が、ほどよい個性となっている

柱と梁を現しにした真壁づくりのLDKは22畳。天然木をふんだんに使ったナチュラルな空間は、五感を癒してくれる