街中の広大な敷地に建つA邸は、住宅というよりも店舗やミュージアムのように見える一棟。目の前に建つ高層アパートからの視線をカットするため、『TENアーキテクツ』の久保田社長は、リビング南側を覆い隠すように全面にルーバーを設置。光と風を取り入れながらも、外からの視線を遮る独特な設計手法を選んだ。エントランスから室内に入ると、リゾートホテルのラウンジのような吹抜けの大空間が広がり、言葉では言い尽くせないほどの開放感に包まれる。全館空調＆床暖房仕様のおかげで、こんなに広くても24時間365日快適に過ごせるというから驚きだ。ショールームで見るような美しいキッチンやローバックのソファは、ご主人のこだわり。ラグジュアリーなLDKにほどよく馴染んで、空間の魅力を引き立てる。2階はゲストルーム仕様で、寝室と浴室、ランドリールームまで完備。また、広い庭はドッグランとして活用し、2匹の犬たちがうれしそうに走り回る。街中でこれほどの開放感があり、プライバシーも守れる家を実現できるのは、『TENアーキテクツ』ならではの提案力だ。「求めていたのは、この暮らしです」とAさん。多忙を極める実業家が心からリラックスできる住まいが完成した。