夕景に浮き立つ白の外観が美しい佇まい。日中に採光を充分に確保するため、建物を東西に長くした。建物を横長にするとのっぺりしがちなファサードに凹凸をつけることで、奥行き感を強調

光をたっぷり採り込むために、スペースを東西に長くしたLDK。室内全体に光が行き届き、爽やかな風がそよぐ

キッチンに立つとLDK全体を見渡せる。造作のカップボードは収納力も見映えもバッチリ。キッチンの腰壁がLDKのアクセントになっている。ワークトップの手元を隠すため、腰壁は高めに設定

ストリップ階段に面した壁面のデッドスペースを収納に利用。細々とした生活用品を収めてリビングをいつもキレイに保つことができる

ダイニングとリビング、小上がりを一直線上に配置。どのスペースにいても家族の様子がよくわかる

LDKのどのスペースにも掃出し窓を設け、外の自然を身近に感じられるようにした。小上がりにちょっと腰を下ろして庭を眺めながら寛ぐのも心地よい

小上がりはシンプルな和モダンスタイル。床の間や押入れもしっかりと備わっている。床の間には間接照明を加え、雛人形や生花、陶器などを飾った時に映えるようにした

北玄関は暗くなりがちなので、スペースを広々と確保。玄関のすぐ正面には手洗い場を設け、子どもが帰って来た時にすぐに手洗い・うがいができるようにした。食品類をまとめ買いすることが多い奥さまのために、キッチンへのアクセスも短縮。キッチン裏のカップボードは玄関からも出し入れ可能

リゾートの風を感じるファサード。深い軒を設けたことで、雨の日のお出かけもストレスフリー。ターコイズブルーの窓枠が白い建物のポイントカラーに

ラップサイディングの壁とカバードポーチはカリフォルニアスタイルの象徴。ファサードの端から端まで設けたカバードポーチが、平屋のサイズ感をいっそう強調している。シンボルツリーのヤシの木が風に揺れ、まさに西海岸・サンディエゴの邸宅のような佇まい

白いカバードポーチが特徴的な西海岸スタイルのファサード。建物はコンパクトに見えるが、奥行きがあるため、実際は延床47坪以上もの広さ。屋根には太陽光発電のパネルを搭載

建物と外構をグレーの濃淡で統一したことで、フォルムの個性がいっそう際立ち、建築家の世界観が余すことなく表現されたファサード。モルタルデッキを門扉で覆うことでプライバシーが確保されている

白い塗り壁とテラコッタ調の瓦がヨーロッパの邸宅を思わせる外観。堂々としたファサードが建物を実寸以上に大きく見せている。クマちゃんのシルエットをあしらった玄関ポーチの壁は周囲からの注目の的。建物の駐車場側にはご主人のバイクガレージも備わっている

『Yamaguchi Design』らしい、スタイリッシュな平屋の外観。交通量の激しい通り沿いという立地を考慮して、信号待ちの車と目線が合わないようファサードにカーポートを設置。さらに、建物とカーポートを合わせて16kWの太陽光発電を搭載した

家の第一印象を決めるファサード。天然石を贅沢に使い、シンプルなフォルムの中にも高級感がただよう建築家らしいデザインが素敵。建物とガレージの屋上すべてに20kW超のソーラーパネルを搭載