2階にある子ども室の片方は、現在奥さまの裁縫部屋に。レトロな「Singer」のミシンで幼稚園グッズ、カーテンなどを手づくり

道路に面した家の東側には、迷った末に勝手口を設けた。「これが大正解。入居後に主人がガーデニングに目覚め、勝手口からの出入りが便利」と奥さま。『Casa』と相談して施工してもらったレンガ敷きの小道、植栽の間に、夫婦が育てた花が賑やかに咲いている

瓦屋根と塗壁、板壁の組み合わせが目を引く外観

カラーモルタルの土間と玄関ドア、玄関収納まで色味を統一

パントリー付きのダイニングキッチンで奥さまは料理、趣味に没頭。床暖房を備えたパイン無垢材の床も気持ちいい

L字型キッチンの天板にモザイクタイルを敷き詰めた。「汚れは目立たないし何よりかわいい！」と奥さま

キッチンとリビングを独立させ、斜めに配置。お互いの様子がわかる造り

キッチン隣の造作洗面台は、帰宅後や食事前後の手洗いにも便利

キッチンの反対側、1階奥は二重断熱や防音ドアを使った簡易防音室がある

奥さまがミシンを楽しむための趣味室兼家事コーナー

奥さまが趣味で収集しているレトロ雑貨を飾るスペースを玄関正面に設置。照明を仕込み、ライトアップできるようにしている

ウォークインクローゼットの入り口をアーチ型にし、紫の壁紙でレトロな雰囲気に。隣は奥さまのメイクスペースになっている

奥さまこだわりのダイニング照明。真壁造りの室内にきれいに溶け込み、大正～昭和モダンを連想させるレトロな雰囲気を演出している

ヘリンボーン床を採用し、レトロ感のある写真スタジオ。小窓や収納のドアは、撮影の際の背景をイメージして奥さまが手配したもの

玄関の吊収納の戸は、奥さまの希望で向日葵（ヒマワリ）柄をチョイス。洗い出し仕上げのレトロな土間玄関と相まって、独特の雰囲気を醸し出す

キッチンのサイドに設けたママ・スペースは収納棚とカウンター付き。北欧風のクロスでオシャレに演出。すぐ隣にはファミリークローゼットがある。「いずれはカウンターでミシンを使って裁縫を楽しみたいです」と奥さま

ミシンやアイロンがけをする奥さま専用の広々とした家事室。リビングにも庭にも目が届くので安心

奥さま絶賛のキッチン収納。木製の造作で温かみが伝わる。見せる、隠すのバランスも良く、祖母が愛用していた蠅帳や昭和レトロな雑貨もなじんでいる

ボルダリングのコーナーを設けた子ども室。普段は廊下との仕切り戸をオープンにして広々と使用。「当面は女の子3人の部屋として使う予定なので、将来的に部屋を区切るにしてもカーテンで仕切る程度でいいかな…と思っています」と奥さま