「梁のある空間で暮らしたかった」と語るのはご主人。室内の壁には作家が描いた絵画などを飾り、庭の景色とアートのコラボレートを楽しんでいる

庭を望む大窓を備えたLDKは、無垢パイン材に包まれた優しい空間。床には凹凸感のあるなぐり加工が施され、歩くたびに足裏が心地よく、「傷が目立たないので、おもちゃを落としてもまったく気にならないんです（笑）」と奥さま

電動シャッター付きのビルトインガレージにご主人の愛車を収納し、玄関前のインナーガレージには奥さまの車をとめている。外壁にはドイツ製Sto（シュトー）の塗り壁を採用。割れや汚れを抑えながら美しい姿を保つ

リビングや本棚のある廊下、子ども室などに面した中庭は家族の憩いの場。芝生を植えて、ご主人がこまめにメンテナンスしている。室内と庭を自由に行き来できるため、「夏にはプール遊びやBBQをしたい」と家族で楽しみにしている

LDKと子ども室を結ぶ廊下沿いに造作書棚をオーダー。お気に入りのコミックスや小説などを並べている

キッチン裏の水回り動線は洗面、トイレ、脱衣所、浴室が一列に並ぶ。幅の広い洗面台は造作によるもので、壁紙は奥さまが北欧カラーをイメージしてセレクト

大容量の土間クロークを備えた玄関ホール。小さな洗面台とトイレが備わり、帰宅後すぐ手を洗えるのが便利

リビング奥は4畳半の客間。畳敷きで、引き戸を開けておけばキッチンから見守れるため、現在は子どもの遊び場としても活用している

玄関の正面にピクチャーウィンドウを設け、庭の景色をアートのように切り取って室内の彩りに

土間のあるLDK。無垢の床と白の空間に天井の梁がアクセント。土間を挟んだ庭の借景は、一幅の絵画のよう

家族用とゲスト用に分けた玄関ホール。季節ごとに違う写真や絵画などをアクセントウォールに飾り、暮らしを楽しむ

ダイニングから見たリビング。折戸のアルミサッシを開けることで、リビング、ウッドデッキ、芝生庭が一体となり、景色が一枚の絵画のように見える

お客様を招くリビングと和室。昼間は庭の景色を楽しみ、夜は間接照明の明かりがニュアンスを与える

深い軒に守られたアプローチ。スリット窓はご主人の書斎で、外から覗かれることもなく、庭の景色を楽しむことができる

1階全室から中庭を臨む。あえて低めに設置した窓から四季折々の庭の景色を楽しむことができる

『深見工務店』の代名詞でもある国産無垢材と自然素材をふんだんに使ったリビングは、空気がさらっとして気持ちいい。縁側と一体になったこのリビングは自然とつながる特等席。四季折々の景色を眺めなが ら暮らしたいと、全開口のサッシを選んだ。そこからの景色は額縁で切 り取った一枚の絵画のようだ

老後を考慮して、車椅子に乗ったままでも利用できるようにと、トイレを広く確保。家のそこかしこに飾られた絵画や写真をはじめ、ニッチに置かれた本や雑貨にも、暮らしを上手に楽しむ施主さんのセンスがあふれている

屋根勾配の形を取り入れた天井と、大きな梁の存在感は圧倒的。大窓から差し込む光がオープンキッチンを照らし、黒い壁やドアがアクセントとなる。そして肌触りのいいヨーロピアンオークの床。そのすべてがコラボレートしながら、開放的で暮らしやすい空間が形になった。窓を開け放てばウッドデッキや庭への出入りは自由になり、夫妻の仲間が集ってワイワイ楽しむ風景が目に浮かぶ。高い気密・断熱性で一年中快適に過ごせる