リビングからデッキ、庭までが一続きに。「窓が開いているとわかると、ハンモックで寝転ぶ息子がブランコのように揺れて遊んでいます（笑）」と奥さま

吹き抜けのあるLDKは、秋田スギの床、珪藻土の塗り壁など天然素材で仕上げた。南向きの大窓から自然光が注がれる反面、吹き抜け上部の窓は小さい。「夏の日差しを取り込みすぎると空調の負担が増えます」とOさん。自然の力と全館空調の力を上手に併用し、省エネ性を高める

構造だけでなく、ドアなどの建具類にまで天竜材を採用。格子や梁を効果的に使った内装が心地いい

グリーンを吊り下げて、ボタニカルテイストを演出。キッチン前の収納にはランドセルなどをしまえる

ヘアメイクの仕事を持つ奥さまのため、練習用のドレッシングルームを用意

吹き抜けを見下ろす2階フリースペースをスタディコーナーに

風向きや日照を考慮した佇まいは、デザイン的にもシンプルで美しい

夏の直射日光を遮るために、玄関や窓を深い軒が守っている

庭やテラスと一続きになるダイニング

家を建てたらつけたいと思っていたハンモック。Ｈちゃんはブランコのように揺らして遊ぶのが大好きだそう。カラビナで取り付けて移動や取り外しも簡単

庭のある暮らしに憧れていたご主人。ゆったりとしたウッドデッキと広〜い庭ができてご機嫌。「何して遊ぼうかなと、子どもより僕の方がワクワクしていますよ（笑）」

ゴロンと寝転びたくなるような広々とした芝生の庭。夏はプールを出して子どもと遊んだり、植栽や自家栽培で野菜を育ててみたりと楽しみが広がる

ユニークな玄関ポーチと、バルコニー下の土間スペースが印象的な外観デザイン。「この家で暮らし始めて、子どもたちと庭のブランコやプールで遊んだり、花火をしたり。外で遊ぶ時間が増えました」とSさん

家の中に公園があるイメージで設計したLDKはなんと27畳。ブランコやハンモックを吊るために、現しの太い梁を採用した。大きな開口部を開ければ、ウッドデッキ、庭とひとつながりに

玄関、LDK、庭と空間が一続きに繋がっており、家族が自然にリビングに集まる

配線類などはすべて造作収納に隠し、生活感を見せずに暮らせるリビング。和室と一続きになっているため、子どもたちが遊んだり、大人がゆっくりとくつろぐのにも最適だ。

家の顔ともいえる玄関ポーチ。リビングから続くテラスはゆったりと広く、庭とはまた違ったオープンエアの空間。家の中にいる奥さまも、外で遊ぶ子どもも、お互いに様子がわかるので、安心できる遊び場だ

リビングと一続きになる畳スペースは、子どもの遊び場やお昼寝にぴったり。リビング側、畳側の2か所からウッドデッキや庭に出られる動線も、暮らしをスムーズにしてくれる