1階の和室。違い棚を宙に浮かぶようなイメージにしつらえた。違い棚の下に位置する床は、玉砂利を敷きつめてガラス張りに

シンプルを極めた外観。階段のアプローチとポーチのレッドシダーの板張りがアクセントになったキューブ型のデザイン

モルタルの土間の玄関。シューズクロークの奥はパントリーにつながっている

クルミの素朴な木目が落ち着きを感じさせるLDK。掃出し窓と吹抜けの高窓が圧倒的な開放感をもたらす

正面奥は同社のオリジナルキッチン。インテリアとして「見せる」デザインにこだわった

吹抜けの階段。手摺りのアイアンや無垢床がお互いの素材感を惹きたてる

2階のフリールームから階段と高窓を眺める。将来は仕切って子ども部屋にすることも可能

L字型の建物で取り囲んだ中庭には広いデッキを設置

薄暗さの中に美を求める「陰影礼賛」をイメージしてしつらえた和室

2階リビングはダイナミックな吹抜けを採用。宙に浮かんでいるように見える片持ち階段がお気に入り。柔らかな間接照明と天然石もベストマッチ

住宅街の高台に位置しているため、2階LDKのピクチャーウィンドウからは街並みを一望でき、まるで空に浮かぶお家のよう

中庭に面した和室はゲストの寝室にもなる。吊り押入れの下に玉砂利を敷いて、高級料亭のような雰囲気に。一部をフローリングにして廊下のように使いこなせる

大きな箱の1階にあるリビングダイニングは16畳。ガラス張りで視線が抜けるため、広々と感じる

子どもたちが裸足で過ごせるようにと、1階はウォールナットの無垢床に。奥には掘りごたつを備えた和室がある

南側に全面ガラス張りを採用した、吹抜けのリビング。床はカバ材、壁はオリジナル珪藻土を使用。これだけの大空間でも夏はエアコン1台、冬は薪ストーブ1台で家じゅうどこにいても快適

ダイニングには多目的に使えるカウンターデスクを造作。ペンダントライトは、インテリアのイメージに合わせて用意した照明を支給した。冬場の暖房は、カウンター下の床置きエアコン1台で充分

常に家族を見渡せる位置にキッチンを配置。1階と2階が吹抜けでつながり、コミュニケーションもとりやすい　

テレビ背面の壁は、職人の熟練技が光るイタリア漆喰「ユーロスタッコ」を採用し、ナチュラルモダンな空間のアクセントに。宙に浮かんだTVボードも同社の標準仕様。その背面は階段下のデッドスペースを巧みに活かしたドッグスペースで、餌とトイレ置き場になっている