リビングには将来ピアノを置く予定

丸窓とフランス瓦の三角屋根が特徴の外観。施主さんの要望や周辺環境に合わせてデザインはカスタマイズ

家族がくつろぐリビング。漆喰の塗り壁とエイジング加工された床材や梁でぬくもりのある空間に。階段下は、ラフェルムオリジナルの洞穴のような空間「グロット」

キッチンダイニングはアーチの下がり壁がアクセント。ダイニング側には収納やディスプレイにも便利な、幅のあるニッチを造作

2階に設けた書斎は、夫婦で共用。コンパクトながら勾配天井でゆとりを感じる完全個室に

寝室の天井は、床材と同じダークブラウンの板張りにして、フランスの片田舎に佇む古民家の雰囲気を演出

ラフェルムオリジナルのタイル貼りの洗面台。シンク下は本来オープンのところ、木製の造作扉を付けて、隠す収納に変更した

1階に設けたトイレ。将来の万が一を考えて、手洗いの位置を配慮して車椅子と介助者が入れるゆとりをもたせた

玄関のタイルは目地のないものをチョイス。石畳のような設えに。趣味のキャンプグッズをたっぷり収納できるよう土間クローゼットは広めにしている

書斎兼作業部屋にはピアノも置く予定。ハンドメイドが趣味の奥さま用ミシンスペースも

将来ピアノを置くスペースを用意。階段入口の壁はマグネットがつくホワイトボードに

ご主人の趣味のピアノが置かれた、リビングの一角にある子どもたちの勉強スペース

以前の住まいから使っていたという照明がアイアンのスケルトン階段によく似合う。階段上のホールには、奥さまと娘さんが使うピアノを置く予定

将来的に夫婦二人の生活になったらキッチンカウンターで食事をする予定なので、あえてダイニングテーブルを置いていない

最初はロフトにつながるストリップ階段をキッチンの近くに設け、下にピアノを置く予定で進めていたが、途中でプランを変更。リビングの奥に配置したことで奥行きが生まれ、空間がより広く感じられるように

リビングは、小上がりの和室と階段下に設けられたライブラリースペースに隣接しており、囲まれ感があるため落ち着いた雰囲気に。階段下は、いまは娘さんの遊びスペースになっているが、将来奥さまのピアノを置く予定のためステージのように1段高くなっている

リビングのカウンターは電子ピアノを置いても充分なサイズ。お気に入りの絵を飾ったり、収納にしたりと活用方法はいろいろ

板張りの天井が目を惹くリビングダイニング。天井高が一番高いところで3.8メートルもあり開放感抜群だ。「将来、家族が増えたとき、子どもがピアノを弾く様子を見ながら料理をしたい」と考え、キッチンの横にピアノを置くための凹みをつくったそう

和室は将来、ご両親の居室になる予定