カバの無垢床がぬくもりを感じさせるLDKは、現しにした梁と筋交いが圧迫感を軽減。開放感を叶えながらも、畳の小上がりや造作のテレビボードで空間を緩やかに仕切っている

畳敷きの小上がりにカウンターテーブルと棚を造作して、子どもたちのスタディコーナーに。LDKとの段差を利用して引き出し収納にも活用

造作のテレビボードは、希望のインテリアに合わせてナチュラルな雰囲気に。裏にはファミリークローゼットを配置

黒でまとめたシンプルな外観は、軒天井の木目がアクセント。屋根は家の正面から背面にかけてゆるやかな勾配に

ファミリー玄関側から、正面の玄関ドアを望む眺め。玄関ドアから家に入るとすぐ右手がゲスト用玄関で、長く伸びる土間を通ってファミリー玄関、LDKへとアクセスするつくり

奥さまが希望して実現した造作洗面台も、木のぬくもりを活かしたデザイン。照明は気に入って自分たちで購入したものを取り付けてもらった

見学会で見た家を参考に造作してもらったキッチン収納。色味や木目が床と調和するよう配慮し、インテリア性もアップ。引き出しの取っ手はキッチン側にも用いたブラックアイアンで統一

ウォークインクローゼットは、可動式のオープン棚をはじめ、布団などを収納できる据え付けの棚、ハンガーラックなど、多彩な収納に対応した造作で使いやすく

筋交いをあえて見せることで視線が奥まで抜け、圧迫感を解消

クローゼットの扉をなくすことで部屋の圧迫感を軽減。白い壁紙も相まって畳数以上の広さを感じさせる

1階に光を届けるため、2階の廊下部分にグレーチングを採用。視線も抜けるので、圧迫感を軽減できる

ナチュラルな木目が印象的なカバ無垢材の床と現しにした梁。南に大きく開いた窓からは造作の障子越しにやさしい光が届けられ、奥さまの希望を叶える明るいLDKが実現した

玄関とスタディコーナーを仕切る壁は、椅子に腰掛けたときに視線が遮られる高さに設定。勉強に集中でき、なおかつ圧迫感を感じさせないように配慮されている。カウンターの背面には教科書などをしまえる収納棚も

天竜杉の床とシラス壁が心地よいLDK。リビングの吹抜けや、キッチンの仕切りの筋交いが「抜け感」を強調し、 実際以上の広さを感じさせる

目線が遠くへと抜ける、開放感いっぱいのLDK。無垢の床と現しの梁にぬくもりを感じる

LDK全体につながりを持たせながら、緩やかにゾーニングされた1階フロア。リビングは天井にも無垢板を張り、ぬくもりのある空間に仕上げている。テレビ背後の壁には、ユーロスタッコを一面に贅沢に塗って、高級感を出した

脱衣所にはオープンクローゼットを造作し、雑然としがちなバスルームをすっきりと整頓できる。ガラスドアを採用したことで圧迫感を軽減