ダイニングに家族が集まる休日の朝食時間。明るく開放的なナチュラルモダン空間が、居心地の良さを感じさせる。リビングの壁面には収納カウンターを設けてあり、ちょっとものを置いたり、飾ったりするのにも重宝している

ボックス型の白い外観。南側にウッドデッキを設けてあり、子どもたちの遊び場として大活躍

装飾を省いたシンプルな造りで、独特なおしゃれ感が漂う玄関ポーチ

玄関には和室、リビング、ファミリークローゼット、洗面スペースへとつながる出入り口があるため、帰宅してからの動作がスムーズに

シューズクロークのある家族用玄関を上った正面には、アーチ型の出入り口。その先にはファミリークローゼットになっているので、すぐに着替えができる

下がり天井と腰壁の組み合わせがカフェを思わせるオシャレなキッチン。親子一緒に料理やお菓子づくりを楽しむことも

北欧スタイルをイメージしたLDK。キッチン横の壁には、玄関モニターやお風呂のモニターなど、モニター関係をまとめたニッチを設置。リビングダイニングとキッチンを結ぶ動線上にあるので、操作が便利

対面キッチンの横に壁を立て、作業中の水ハネや、シンク回りがリビング側から見えないように配慮。いつでもスッキリした印象に

開放感あふれる大きな吹抜けが特徴のＬＤＫ。居心地の良い空間に自然に家族が集まるとか

子ども部屋のクロスとカーテンは自分たちの好きな柄を選ばせた。居心地が良すぎてこもらないよう、あえて空間を狭くしてリビングに集まるように配慮した

キッチンの背面に設けた奥さまの趣味スペース。パリのアパルトマンの一室のようなインテリアコーディネートが居心地の良さを感じさせる。勝手口も設けてあり、多用途に使える

グランドピアノを家族が集まるリビングに置きたいという希望を叶えるため、段差のある多層構造と補強工事で、眺めを犠牲にすることなく、ピアノを中心にした空間を作り上げた。ベランダへつながる大きな窓と吹抜け空間のおかげで、開放感も味わえる居心地の良い部屋となった

床はヒノキ、壁は漆喰塗り。柱を出した真壁仕様とし、梁を現しにして建具も造作。ナチュラルな素材感が居心地の良さを感じさせる。カウンター上の丸梁のほか、仏間の落とし掛けと床板も旧家の部材を使っている

2階のすべての部屋とつながるホールは、家族のコミュニケーションの場として大活躍。本棚やスタディースペースを設置する広さも確保されてる。休日は広いベランダにテーブルセットを置いて、ちょっと優雅なカフェタイムを楽しんだり、子どもプールを置いたりもできる

階段の2段目を広く取り、階段下を上手に活用して造ったヌック。発祥であるスコットランドの言葉で「こぢんまりと居心地の良い空間」は、家族が集まる場所として活躍。子どもがここで遊び、奥さまは階段をベンチがわりに座って眺めるのが日常だ

レッドパインの無垢床材は30mmの厚さを誇り、素足で歩くたびに気持ちがいい。冬は床下を循環する暖気を取り込み、冷たさを感じさせなという。障子を生かした和のリビングに、アンティークのテーブルや北欧調の雑貨がさりげなく置かれ、センス良くコーディネートされている

家族がどこにいてもお互いに気配を感じられる吹抜け空間。現しの梁に横たわるぬいぐるみ、ポイントに飾られた民藝家具やギャッベのラグマット、空間に合わせて置かれた観葉植物など、気持ちが豊かになるインテリアに、ご夫婦のセンスの良さが光る

室内からいきなり庭に出るのではなく、間にワンクッション置いたスペースが欲しいと、ウッドデッキを設置。建物の角に沿ってL字型に伸び、リビングの掃き出し窓とダイニングの掃き出し窓の2か所から出入りできるようになっている。休日にはテーブルと椅子を出してピクニック気分でランチをしたり、BBQを楽しんだり、夏は子どものプール遊びにも大活躍。デッキの一部には屋根を付け、洗濯物を干す場所としても重宝している