キッチンは気に入ったOB宅を参考に奥さまがコーディネート。無垢張りの腰壁、造作のカウンター＆テーブルとし、背後の壁にはタイルが張られた。左手の窓に四季折々の景色が広がり、気分を軽くする

無垢のあたたかみと窓から運ばれる開放感がブレンドされ、居心地のいいLDKが完成した。テレビ台も雰囲気に合わせ造作に。断熱性を左右する窓には、国内最高水準の性能を誇るLIXILのTWシリーズを採用。「家中温度差がなく、冬でも薄着で過ごせます」とご主人

外観はガルバリウム鋼板の横葺きで、長い面もつなぎ目がないよう一枚板で仕上げてもらった。玄関回りのレッドシダーがアクセント。屋根には13.5kWもの太陽光パネルが搭載された

キッチンに立てば玄関まで見通せ、安心して子育てができる。テレビ背後には通り抜け可能なファミリークローゼットを配置。キッチン奥のパントリー、カウンターとともに、スムーズな動線が家事の負担を軽減する

玄関には利便性に優れるシューズクローク。衛生面に配慮し、“ただいま手洗い”を設置した

LDKの一角に用意された小上がりの畳スペースは、遊び場やスタディスペースなど多様な用途に活躍。来客時はベンチに

通りから視線が届かないので、リラックスした時間を過ごせる。春には小川沿いの桜並木が満開に

脱衣室と分割し、利便性を高めた洗面＆ランドリー。作業着などを洗うためのスロップシンクも備えられている

DKは見学したOB宅を参考にして、オール造作仕立てに。横並びのテーブルレイアウトが準備や片付けの手間を削減。生活感を抑えるため、冷蔵庫やゴミ箱が見えないように工夫されている

奥さまが雑誌やインスタグラムを参考に女の子の憧れを詰め込んだ長女の部屋。ピンクの壁のニッチやシャンデリアでプリンセス気分を味わえる

家の顔となる玄関は、広さと明るさを重視。木の腰壁は、喫茶店の内装を参考にしたそう

12.5畳のリビングの壁は腰壁に漆喰、天井は木の現しに。調湿効果に優れた自然素材に囲まれた空間は、四季を通じて快適に保たれる。ダイニングテーブルとベンチはショールームと同じものをオーダーで

天井までの高さをもつ大きな窓とテレビ背後に張られた外から連続する壁が、内と外のつながりを演出する。左手の扉の先はパントリーで、キッチン回りのスッキリに貢献

LDKの中央に配された小上がりは、気に入ったお店の写真を参考に。段差があることで役割が穏やかに分けられるだけでなく、3方をベンチとして使え、居場所も増える。キッチンはひと目ぼれしたもの。LDKの雰囲気はこのキッチンを主役にまとめられている。左手奥の山型の入口の先はパントリー

天井まで届くフルハイサッシを採用したことで、外と中のつながりが感じられ、四季折々の庭の景色を眺めながら暮らせる。これだけ大きな窓を使っても、「地球品質」の家だから結露知らず。無垢の床、漆喰の塗り壁の経年変化も楽しみだ。ヒノキ丸太のスライステーブルは同社のオリジナル製作