敷地内にある高低差を生かして、インナーガレージから玄関までをスキップさせる設計に。ガレージ上部に設けられたロフトからリビングへつながる動線が面白い

吹き抜けが明るさといっそうの開放感を生み出すLDK。大きくとった窓の外には、『ドロフィーズ』の作庭アーティストがデザインした庭が広がる。その向こうには雑木林が続き、家にいながら自然を感じられるつくりが日々の癒しを届ける。無垢床に塗り壁のシンプルな内装と、北欧家具がよく似合う

料理好きな奥さまが選んだグラフテクトのキッチンや、オーブンとして使える薪ストーブがインテリアの一部。30年後も快適に暮らせるよう、こだわり抜いた高気密・高断熱空間のおかげで、冬は薪ストーブだけ、夏はエアコン1台で、LDKがいつも気持ちいい

外壁には『ドロフィーズ』オリジナルの外装用塗壁「ファインネス」を採用。8工程に分けた緻密な施工、土や藁を混ぜた高性能な塗材によって、ずっと美しい塗り壁が楽しめる

2階のロフトはご主人の書斎スペース。吹き抜けとつながる開口部は、リビングの窓と高さを合わせて庭が眺められるよう工夫されている。家族の気配を感じながら、ひとりの時間を味わえる居場所「サードプレイス」を大切に考える、同社ならではの空間だ

リビング横の畳コーナー。壁の造作収納はハシゴを兼ねており、家形に切り取られた入り口へ続く。その先はガレージ上部のロフトとつながった遊び心あふれる動線にほっこり

キッチン裏にある室内干しスペースは、洗濯物を畳める造作カウンター付き。周辺にトイレ、ウォークインクローゼット、造作洗面台、脱衣＆浴室が集約され、家事を一か所で終わらせることができる

書斎前の階段を登ると、屋上バルコニーへ。二人で夏の夜空を眺めたり、冬にストーブの熱を感じたりしながら過ごす時間が楽しみ

敷地の高低差を利用したアプローチ

インナーガレージ内にもロフトをつけて、コレクションのディスプレイスペースに使用

細長く高低差のある敷地。正面が宙に浮いたような外観が印象的

土地の高低差を生かしたデッキテラスは、外部からの視線が気にならないプライベートな空間

玄関ホールからインナーガレージを臨む。凸凹感のある床は自社大工が施した名栗仕上げ。土地の高低差を利用し、半地下を降りてガレージにアクセスできるようにしたのがおしゃれ

思わず見とれてしまう、本物のアメリカンサーファーズハウス。敷地の高低差を活かし、母屋と同じテイストの物置を造った

敷地に高低差があり、2階の子ども部屋部分が道路から見えないため、Y邸の外観はほぼ平屋

敷地の高低差もある中で、いかに光を取り入れながらプライバシーを確保できるかを追求したH邸

インナーガレージは自動シャッターで開閉もラクラク。15坪もあるので、ガレージ内で洗車や車いじりも楽しめる

敷地の高低差を活かして設けたウッドデッキと庭は、ボール遊びにBBQにと大活躍。視線も気にならず、夏はプールも楽しんだ