コンロ前の室内窓がアクセントに。廊下にあるマグネットニッチには、子どもが描いた絵や園のプリントをペタペタ

天井を一段折り上げてレッドシダー張りにすることで、軒下との統一感が生まれている。「断熱性や防音性も高く、静かで快適に過ごせます」とご主人。夫妻は音楽という共通の趣味を持っており、現在はリビングにピアノやサックスが置かれている

リビングからテラス、庭までが一つの空間のよう

週末は組立式の鉄棒を出して、子どもの練習を見守ることが多いそう。リビングからも様子を見られるので、安心して子どもだけを遊ばせることもできる。「早くテラスに屋外用のテーブルセットを置いて、おうちカフェ気分で大好きなコーヒーを楽しみたいですね」と奥さま。

対面式キッチンはリビングではなく庭に面している。飾り棚や照明の組み合わせがカフェのようにおしゃれ

寝室前に備えた洗面所とトイレは、選び抜いた壁紙が映えるナチュラル空間

寝室の隣には、4.5畳の子ども室が2つ。パステルカラーの壁紙がかわいらしい

寝室や子ども室の目の前にファミリークローゼットを設計。家族全員の衣類を収納している

コンロ前の窓や造作収納が絵になるキッチン

長い廊下が空間にメリハリをつける。子どもたちが絵を描くマグネットボードは、家族のコミュニケーションツールとしても大活躍。小屋裏から光が届き、北面でも十分な明るさを確保

寝室前の廊下にあるディスプレイ用ニッチ

リビング内に設けた、子どもたちのスタディーコーナー兼奥さまのワークスペース。マグネットボードを採用し、カレンダーやプリント類、子どもの作品なども飾れる自由な空間に

リビングとダイニングの間にある黒板。子どもが絵を描くためだけでなく、木と珪藻土のナチュラルな空間をブラックで引き締める効果も狙った

廊下には子ども画伯の作品を飾れるニッチ棚

室内を楽しく彩るニッチとマガジンラック。壁の後ろの廊下から玄関を経由して家中をぐるぐる回り、子どもたちが毎日元気よく遊んでいるそう

奥さまの一番のお気に入りはダイニングキッチン。休日は、中庭からの風を感じながらアフタヌーンティーを楽しむことも。ワークスペースの黒板は、保育園からのプリントも貼れるマグネット仕様。ルイス・ポールセンのペンダントライト「PH5」が空間のアクセントに

キッチンの正面にある書斎は、リビングから少し距離を取ることで集中できる空間に。ご主人はここで、趣味の絵を描くなど自分の時間を楽しむ。室内窓を設けたため、家族の気配や声を感じられるのもいい

リビング内に造作したスタディコーナー。子どもたちはここで絵を描いたり、宿題をしたり。大人は書斎として使う。照明灯も家族4人分ある。壁には特注のガルバリウムを使った掲示板を設置