Ｌ字に配された広縁のつきあたりにある個室から見通す。ここから北側の通路を抜けて、ＬＤＫ側に通じる回遊プラン

古材を活かした木構造が凛とした表情に。右手には大黒柱だったケヤキが。「玄関の正面というハレの場に使ってもらえてうれしい」とお母さま

田んぼが広がるのどかな環境に、おおらかな構えの外観が溶け込む。小屋裏には通気用の窓を多く設置

障子越しのやさしい光が、ふた間続きの和室に回り込む。スギ材の赤身できれいに収められたイナゴ天井が、品格を添える

木の温もりに包まれたＬＤＫ。床は無垢チーク材

欄間から広縁の磨き丸太が顔をのぞかせる。欄間の障子は楽に開閉できるよう、お母さまの手が届く高さに設定

小屋裏に通じる吹き抜けのホールにも古い引き戸や古材が

繊細な模様が施されたガラスは、建具にはめて仕立て直した。昔の家より天井が高いため、建具は材を継ぎ足して再利用されている

回廊のように張り巡らせたL字型のカバードポーチは愛犬の通路でもある

LDKは、コンサバトリールームを角に配したL字型のつくり。大きな窓が心地よい風と光を家の中へと招く

L字に配したウッドデッキから展望台へと段差を設けることで、子どもたちがワクワクしながら遊べる空間に

廊下からリビングへ回遊できる動線。水回りが配された奥の廊下は通路幅を1270ｍｍと広くとり、バリアフリーにも配慮されている

建物をL字型と袖壁で構成することで、南西から北に抜ける風が家全体に通る

建物をL字型と袖壁で構成することで、南西から北に抜ける風が家全体に通る

「木箱ハウス」の平屋プランと「木箱ガレージ」をL字型に配置したレイアウト。統一感があり、いっそうスタイリッシュに。庭のグリーンもアクセントになっている

角地にL字に家を配し、通りとは反対側に広い庭を設けた。奥さまのガーデニングや家庭菜園をしたいという希望も叶い、これから豊かになる庭の風景も家を彩る

目線がタテ・ヨコに抜けていくことで、より開放感が生まれる土間空間。スケルトンの階段を上がってそのままバルコニーへとつながるL字の廊下も動きやすくて便利

決め手は色だったという奥さまお気に入りのアイランドキッチン。ここを基点に、L字型の回遊を実現した。インテリアは白、グレー、ブラウンを基調に。家具も統一してスタイリッシュな空間をキープしている