静岡県西部
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住宅業界でいち早く「性能」重視の家づくりに取り組んできた『サンキハウス』。30年周期でスクラップ&ビルドを繰り返すのではなく、欧米のように100年もつ家を提供したいという社長の想いがあったからだ。家庭内のヒートショックで亡くなる人が多く、家の断熱性能が人の健康に直結することから、高断熱・高気密の家づくりを追求している。基礎断熱に加え、熟練の大工が「裸のグラスウール」を壁体内に隙間なく充填し、気密シートを室内側全面に貼って湿気をシャットアウト。それを社長が現場で断熱検査を行って確認する。さらに、床暖房より初期費用・ランニングコストが安い「床下エアコン」を導入し、低燃費で快適な居住空間を実現する。UA値は2×4工法が0.50のZEH+レベル、2×6工法は0.34のHEAT20 G2.5レベルを平均値としている。
南海トラフ巨大地震がいつ起きても不思議ではない静岡県で新築する以上、地震に強い家を建てるのは当然のこと。能登半島地震で多くの住宅が全半壊したことで、より耐震構造に関心が高まっている。『サンキハウス』は箱状の六面体で建物を支える強靭な2×4工法または2×6工法(枠組壁工法)を採用。耐震、耐火、断熱・気密性などに優れており、使用部材と工法が規定・標準化されているので、作業する大工によってバラツキが少なく工期も短縮できる。また、最先端の計算理論に基づいて開発された耐震シミュレーションソフト「wallstat」を導入し、建物の変形や損傷状況、倒壊の有無を見える化。住まいのどこを補強すれば良いかがわかるので安心できる。さらに、通常の基準の1.5倍強い耐震等級3を標準仕様としているので地震保険が半額になる。
『サンキハウス』の家は全棟、女性設計士がプランニングを行う。外壁は漆喰の塗り壁、室内も自然素材を多用し、シンプルな中にも安らぎを感じる北欧スタイルのデザイン空間を提案する。1階と2階とで温度差が少ない高性能を最大限に活かして、リビングに大きな吹抜けや大開口を採用するなど、自由度の高いプランを提案できるのが強みだ。また、主婦・子育て目線から提案するので、しなやかな家事動線や賢い収納計画が生まれ、入居した施主さんから好評を得ている。
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