静岡県西部
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その土地で育った木材で建てた住まいは、気候風土に適し、快適な環境と居心地のよさが長持ちするとされる。500年以上前から整備されてきた天竜の森林は「日本三大人工美林」に数えられ、先人から受け継がれてきた知恵・技・熱意によって育まれた天竜材は、高い強度と優れた品質を持つことで知られる。製材屋として創業して100年近く、注文住宅や不動産を扱う現在の姿になってからも、天竜の木にこだわり続けてきた『三立木材』が手がける住まいの一番の魅力は、なんといっても素朴なぬくもりと健やかな暮らし心地だ。やさしい木肌の表情と香りは、心にも体にもリラックスをもたらし、子育てをする環境としても申し分ない。性能面では、全棟で長期優良住宅の基準をクリア。安心と快適が長く続き、年月を重ねるごとに味わいと愛着が深まっていく。
近年では建てたあとに関係が途切れてしまうような会社も存在するが、かつては地元の大工が「家守」として自分の手がけた住まいを生涯に渡って面倒を見ていた。同社はこの伝統を引き継ぎ、地域の「家守」となることを宣言。地元に生まれ、地元に育ち、地元を愛するスタッフが、施主さんとの絆を日々深めていきながら、何かあればすぐに駆けつけ、悩みや疑問に耳を傾ける。この身近であたたかな関係を、友人や同僚への紹介の理由とする施主さんも多い。さらに天竜材を積極的に使い、その魅力を発信することは、山を守り、文化を守り、まちを守ることにつながり、それは施主さんの暮らしを守ることへとつながっていく。単に家を建てるだけの会社では到底持ちえない、地域全体を見守り、そこで暮らす人々の未来を見つめる、まっすぐでやさしい視線が大きな安心をもたらしている。
製材屋を出発点とする同社が、土地探しや資金計画から、新築、リフォーム、不動産の管理・売買にいたるまで、「ワンストップで任せられる会社」へと進化したのは、地域の人々の暮らしを守り続けていくためにそれが必要だったから。決してサポート範囲の広さがウリなのではなく、二代三代と続く長い付き合いのなか、必要な場面で、必要なサポートを受けられることが、一番の魅力だ。リフォーム部門「Remore(リモア)」は、「ずっと笑顔でいてもらうためには、住まいの不安や不満を解決し、したいコトを叶えてもらうことが大切」との思いから創設。実家の二世帯化や中古住宅を購入してのリノベなど大規模な工事にも対応し、新築で培われた提案力・技術力が活かされる。地元を愛し、地元の風土や慣習を知るスタッフがサポートしてくれるのも心強い。
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