天然木の魅力を五感で楽しみながら暮らせるLDK。ロフトを寝室として使い、空きスペースを書斎に使っている

40坪の敷地に完成した20坪の平屋。塗り壁とレッドシダーが程よく調和した片流れの外観がのどかな街並みに溶け込んでいる。狭小地でも変形地でも、建築家の創意工夫でハンディを魅力に変えることができる

やわらかな光と心地いい風を招き入れるリビング。ナチュラルな雰囲気の空間に合わせて、シンプルな家具でコーディネート。オーク材の床の経年変化も楽しみで、キズさえも味わいになっていく

中庭のコンクリートの壁にリビングからプロジェクターをあてて、巨大な映像を映し出せる。場所を取らずに趣味の世界を満喫できるという建築家のアイデアに脱帽！

リビングとダイニングの天井高を変えたことで空間に変化が生まれた。自然豊かな借景を取り込みながら快適に過ごせるよう、窓の位置と大きさを考慮。窓を開けると清流のせせらぎが心地よく、熟睡できるという

景色を眺めながら楽しく料理できるモルタル仕上げのオープンキッチン。シンプルで上質なペンダントライトのチョイスにも施主さんのセンスが光る

ロフト下の書斎コーナー。小さな窓からは中庭も見える。低い天井が落ち着きと集中力をもたらしてくれる。家族構成の変化に応じて、どんな用途にも使える便利な空間

玄関を入ってすぐに室内が丸見えにならないよう、シューズクローゼットとアクセントウォールでやんわりと目隠し。外着専用のウォークスルークローゼットも設け、お出かけ時もラクラク

柱と梁を現しにした真壁づくりのLDKは22畳。天然木をふんだんに使ったナチュラルな空間は、五感を癒してくれる

無節の赤松を贅沢に使った、天然木の香りが漂うLDK。テレビの背面は無垢のヒノキを使い、アクセントを。手作り感が心地いい造作家具も魅力

勾配天井のリビング。床には厚さ30mmの松の天然木、壁には珪藻土を採用。冬でも天然木の床が保温性を発揮して、足元を暖かく保つ。引き戸を閉めれば、それぞれのスペースを分けて使うことができる

趣味の読書やTVゲームを楽しむロフトスペース

寝室の隣に設けた書斎スペース

LDKとウッドデッキが一続きになった間取りで、明るく風通しも抜群。木の経年変化を楽しみながら快適に暮らせる

リビング階段に踊り場を設け、デザインと使いやすさを両立。階段下の空きスペースにTVボードを置くことで、リビングを広く使えるようにした

土間にあるご主人の書斎コーナー。天然木×アイアンのテーブルは同社の造作家具

こちらが隠し扉の奥の書斎で、ロフトベッドが用意されている。夜勤のあるご主人が、ここで眠ったり、趣味を楽しんでいるそう

1.5階にあるご主人の書斎。床も天井も天竜杉を贅沢に使い、癒しの空間を実現。天然の木ならではの効果で、この家に住むようになってからよく眠れるようになったという