新しい家が立ち並ぶ閑静な住宅街で、ひときわ存在感を主張しているＦ邸。直線と曲線の美を活かした白亜の外観に、ビルトインガレージの無垢の扉がアクセントに。隣家が迫っていることもあり、光と風、そしてプライバシーを確保するためにＬＤＫは２階に配置した。遊び盛りの長男に導かれ、ドアを開けるとそこはなんと35畳の大空間！　白を基調とした空間は開放感にあふれ、南面のフルオープンサッシから燦々と光が降り注ぐ。ラグジュアリーな空間でありながら落ち着けるのは、リビングの一角が緩やかなカーブを描いているから。ここで子どもたちが勉強する様子をキッチンからママが見守るシーンが目に浮かぶ。「遊びに来たお友達が“かっこいい家だね”と褒めてくれるのが嬉しくて」とほほ笑む奥さま。見た目の美しさだけでなく、大容量の収納やスムーズな家事動線も兼ね備えたデザイン住宅に大満足のようだ。