袖壁と軒天を深く設計した白壁の住まいは、まるで教会のよう。塗り壁ならではの質感が楽しめる。袖壁を深く設計することで、隣の家からの視線をカットできるよう計算されている

大きなLDK空間に段差を作ることでさらに奥行きが生まれ、面積以上の広さを感じられるようになった。リビング階段の途中にはスタディコーナーがあり、スタディコーナーの下は収納スペース。スキップフロアだからできる、住まいを遊ぶ設計だ

スキップダウンしたリビングは、日当たりがよく気持ちのいい場所。キッチンからはリビングだけでなく、スキップフロア上のスタディコーナーもぐるりと見渡せる

リビング階段の途中に設けたスキップフロア。畳コーナーにしたことで子どもたちものびのびと過ごせる。セカンドリビングやちょっとした昼寝スペースとしても最適だ

ガレージに加えて、大きな土間収納のある玄関。玄関ホールと土間収納を繋ぐ壁の上部に内窓を付けることで、シューズクローク内にある高窓から入る光が玄関ホールを明るく照らす

スポーツ観戦が好きなご主人のために作った5畳のガレージは、友人と集まれる広さ。深夜に放送されるヨーロッパの試合を観ることも多いため、眠りについた家族を起こさないよう、玄関ドアとは別にガレージに入る動線も確保した

子ども部屋は可動式の階段を取り付ければロフトが出現。子どもたちにとって夢のような秘密基地が出現する

アイアンの手すりやナチュラルな色使いなど、長く飽きのこないデザインは奥さまのこだわり。構造上必要な筋交はできるだけ存在感をなくすために線の細いステンレス素材を使っている

深い庇、斜めの袖壁がモダンな外観

エッジの効いた外観デザイン。濃淡グレーのサイディング、斜めにカットした袖壁、スクエア窓など、思わず振り返って見たくなるほどの存在感

シャープなフォルムと塗り壁ならではの味わいが融合。デッキのテラスが雨や夏の日差しをカット

ガレージの壁・軒天と玄関ドアが一体化したファサードは、『TEN』ならではの斬新なデザイン

日照時間と影の移動を測る「シャドーチェック」のデータに基づいて、袖壁や軒の深さを決めるので、夕方遅くまで室内が明るい

青空に映える白い外観の平屋は、玄関回りを塗壁に。軒天にはレッドシダーを使い質感にもこだわった

玄関に入ると、真正面にある塗り壁のコテアートに目を奪われる。ベージュのグラデーションと塗り壁の素朴でやさしい質感が、住まいの雰囲気にぴったり

広い庭はドッグランとしても大活躍。ウッドデッキに設けた深い軒は、真冬でもリビングの奥まで日射しを届けて室内を暖め、真夏はほどよく日差しをカットして暑さから住まいを守る

SE構法ならではの梁表しの天井や大きな窓が特徴的。冷暖房機器に頼らず自然のエネルギーを利用して、快適な住まいを設計で実現した

グレーと白のツートンカラーを採用し、窓のラインが美しく揃った外観デザイン。玄関部分を隠すようにデザイン的な格子を入れている。軒天と袖壁に無垢材を使用