静岡県西部
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「これが金沢で、これが沖縄。これは静岡の手づくり市で買いました」。うつわを集めるのが大好きで、旅行に行った先々で作家ものの皿やマグカップを購入する奥さま。リビング階段から降りてきた長女Iちゃんの目線の先を追うと、庭でご主人が熱心に愛車をいじっている。コロナ禍で外出しづらい中、Aさん家族の休日はいつもこんな感じで、時間がゆっくりと流れている。
一戸建ては寒いという先入観があり、マンションでもいいと思っていたご主人。ところが、知人に『低燃費住宅』を紹介され、宿泊体験してみて、今まで経験したことのない暖かさと空気の質感の違いに感動したそう。「温度だけでなく、湿度も一定なことに驚きました。太陽光発電に依存せず、光熱費もメンテナンス費も抑えられると知って、ここしかないと思いました」。奥さまは「デザインや間取りは真似できても、性能だけは真似できませんからね」という社長のひと言が胸に響いたそう。
完成した住まいは、コンパクトな床面積でもおおらかに暮らせる開放感が特徴。奥さまが選び抜いた照明器具が、シンプルでナチュラルな空間を引き立てている。肌触りのいい床は無垢のクルミで、壁は調湿性に優れたルナ漆喰。新築してから奥さまのアトピー肌がかなり改善され、住まいと健康の密接な関係を実感しているそうだ。人にやさしく、ランニングコストの少ない『低燃費住宅』の家は、やがて成長する子どもの負担にはならず、資産価値の高い家であり続ける。
奥さまが憧れていたカフェスタイルのオープンキッチン。高い断熱・気密・換気性能を備え、自分たちの好きなものだけに囲まれた家だからこそ、長く大事に住みたくなる
吹抜けのLDK。高い断熱・気密性能とトリプルサッシによって、大通りの車の騒音が全く聞こえない。クルミの床と円卓テーブルがベストマッチ
機械に頼らず一定の温度、湿度を保つ『低燃費住宅』の家は、子どもの健やかな未来を守る
リビングの一角にある家事室。折り畳み机を造作し、広々とアイロンがけができる
シャドーチェックのデータに基づいて、袖壁や軒の深さを決定
ダイニングのペンダントライトも作家さんの手づくり
ささやかだけれど、平穏無事な暮らし。そんな幸せな毎日を支えるのが世界基準の高性能を誇る『低燃費住宅』の家
モールテックス風のおしゃれな洗面台は、水とキズに強いメラミン化粧板を採用。壁一面のワイドな鏡はオーダー製作で、3人並んで歯磨きができる。深底のシンクは施主さん支給。玄関を入ってすぐの位置にあるので、子どもが泥んこで帰ってきてもリビングを汚す心配がない
シンプルな食器棚に、お気に入りのうつわを収納。調理器具を支える天板は造作。パントリーの垂れ壁をアーチ形状にしてニュアンスを出した
5社の宿泊体験をして、住み心地のレベルが断然違った『低燃費住宅』を選んだ。家づくりのプロセスを公開した奥さまのインスタが人気。@ao.tnp.ouchi
(株)好文堂代表取締役。早大卒業後、リクルート、浜松百撰を経て2007年独立。住宅、スポーツ、企業紹介、学校案内、人物インタビューを得意とする。著書「失敗しない家づくりの法則」。静岡コピーライターズクラブ(SCC)会員。