奥さまが希望したチェッカーガラスのカウンター収納。藤枝展示場を参考にした

土間と和室を含めれば32畳もの広さ。床のヒノキは同社の標準仕様、壁には珪藻土クロスが使われる。天井のスギ板が空間の印象をさらにあたたかくしている

「おはよう」も「ただいま」も、顔を見ながら交わせるレイアウト。生活の場の近くに収納が用意されているので、室内はすっきりが保たれる

水回りは奥さまの好きなブルーでまとめ、居室との変化をつけた。タイル張りの洗面台は雑誌の切り抜きでイメージを伝えたそう。ミラー収納もオリジナルで製作してもらった

グルグル走るもよし、ゴロゴロするもよし。縁側は内と外をやわらかくつなぎ、多彩な楽しさをもたらしてくれる。『福工房』らしい深い軒は、雨と夏の日差しを遮る

キッチンには必要なサイズで用意された造作カウンターとパントリー。分別用のゴミ箱を置くスペースも考慮

どこかなつかしい通り土間は、玄関以上の役割を果たす

のどかな風景の中、安心感のある佇まいを見せる。通り側を閉じ、南を開く設計で、プライバシーを守りながら光と風が招かれる

土間からLDKが続く造りは藤枝展示場を参考に

展示場を参考に作った2階のセカンドリビング。小上がりで空間を仕切り、カウンターで読書などを楽しめる

キッチンカウンターは藤枝展示場を参考に。ダイニングテーブルとイスも同社によるもの。統一感がうれしい

キッチン回りは浜松展示場を参考にした。ダイニングや玄関などポイントになる照明は雰囲気のあるものを選んだ

深い軒が印象的。奥のサービスヤードは静岡展示場を参考に

土間仕立ての玄関は、宿泊できる展示場「SHARESラグーナ蒲郡」の一棟を参考に。光と気配を運ぶデコマドがアクセント

DKは藤枝展示場を参考にした。ダイニングテーブルから右手のトイレ、浴室までが直線で結ばれ、忙しい奥さまの負担を軽減する。目の届く場所で過ごす時間が増えるよう、カウンターや奥のテーブルなど宿題やパソコンのためのスペースを用意

キッチン背面タイルと、それに合う背面収納を吟味したというOさん。「素材の展示だけでは、家づくりを考えたときに全体像がイメージしにくいですが、展示場で素材を見てモデルハウスで空間のイメージを確かめられたので迷いはありませんでした」

DKは奥さまが希望したナチュラルシックな雰囲気。好きな工房のカウンター収納を組み込んでもらった

奥さまが展示場で一目惚れした、深澤直人氏デザインのアイランド式キッチンを採用。隣には扉付きパントリーがあり、冷蔵庫の奥にも収納スペースを用意