静岡県中部
静岡・愛知の工務店・新築・一戸建て・注文住宅・リノベ会社を検索できるくふうイエタテ
2016年、父の跡を継ぎ『片山建設』の代表取締役に就任。打ち合わせから細部に渡る設計、施工管理まで、一貫して行う。常に施主さんと同じ目線に立ち、何でも相談してもらえるよう話しやすい雰囲気づくりを心がける。そんな細やかな配慮が設計にも活かされている。趣味はロードバイク。
片山さんにとっての一番の喜びは、お子さんが成人後、「実家のような家を建てたい」と思ってくれること。新築時だけでなく何十年後も、更には子ども世代にも満足してもらいたいと、一棟ごと真剣に向き合う。まず尋ねるのが「なぜ家をほしいと思ったのか」。漠然としたイメージだけでなく、施主さんの家に訪れ、日常生活のクセや不便に思っていることなどを細かく確認。その着眼点は目を見張るほど的確だ。そこまで突き詰めて家づくりを行う理由は、強い使命感とマメな性格ゆえ。「その家族にとっての“本当”にいい家」を日々自問自答しながら、よりよい家づくりに励んでいる。
ラフ図面を引く時に使うのがこのグラフ用紙。打ち合わせの度に何度も引き直していくので、家づくりの過程がたっぷりと詰まっている。
初めてのプランを提案するまで、最低でも2週間〜1ヶ月の時間をとっている。なぜならば、家族によって考え方や日常の動作はまったく異なるからだ。それを把握するため、土地や周辺環境、現在の家族の住まいの様子など、細かく確認。「どうやったら楽な暮らしができるかな」と、その家族だけが必要とする要素をきちんと盛り込み、何度も検討を重ねて進めていっている。
プランの際に分からなかった部分は、必ず現場で確認をする。実際に出来上がっていくと、想像と違ったことも起こるのでその都度修正を行っている。「いつでも現場にきて大丈夫」と、施主さんには現場のカギ番号も伝えているそうだ。実際に目で見てもらうことで、完成を想像をしてもらうだけでなく、施主さんが「言いたいことを言える」環境作りを大切にしている。
ロード中