実家の隣に寄り添うように建てた新居

吹き抜けのある天井や間接照明、リビング階段が空間を広く演出。クリの無垢材の床にはミルキー塗装を施し、優しい肌触りとモノトーンの内装をコラボレートさせた。階段下やキッチン背面の収納が豊富で、無駄なものを見せず毎日すっきりと過ごせている

海外輸入の「ウィリアム・モリス」のクロスをあしらったリビング。照明も海外製

階段下収納はたっぷり。カーテンを下ろせば中をすべて隠せる。窓の外は洗濯物を干すスペース

LDKの主役は天然水晶を使った高級人造石のアイランドキッチン。生活感を減らすため水切りカゴはなし。食器は洗うたびにふきんの上で乾かし、すぐに収納

ホテルのパウダールームのような洗面所。奥には脱衣室があり、室内干し空間としても活用できる。来客があっても、脱衣所の扉を閉めるだけで洗濯物を隠せるから便利。洗面の向かいにはファミリークローゼットを用意

2階ホール部分には書棚を造作。ここに椅子を置いて、ゆっくりくつろげる場所にすることがご主人の目標だ

「これからはアウトドアも楽しみたい」と大容量の土間収納付き玄関に仕上げた

実家にある仏壇をそのまま引き継ぎ、新居の和室へ。扉を締めれば客間として使うことができ、来客をゆっくりともてなせる。

南北に長い2階LDKは22.5畳。隣の実家と視線がぶつからないよう、窓の位置と大きさに配慮した

奥に見えるのは、実家で奥さまが幼少のころから使っていたピアノ。娘さんにもひかせてあげたいという想いで、思い出とともに新居に受け継いだ

121坪の敷地に建てた新居は、ビルトインガレージ付きの二階建て。スタイリッシュな箱型の外観が夜の照明に映える

片流れの屋根のシャープなフォルムと黒い外壁がクールな外観。ウッドデッキをL字型に設けて、隣の実家と行き来がしやすいように工夫されている

シンプルでありながらデザイン性の高い外観。ご主人の実家のすぐそばの土地を購入して建てられた。家の前には広々としたスペースがあり、駐車も可能

アパート時代は狭くて子どもの遊び場所がなかったが、新居では走り回ってのびのびと遊べるようになった

実家の敷地内に建てたK邸。日照と風向きのシミュレーションを実施して建物を配置した。外壁は夫婦の好きなモスグリーンのガルバリウムを採用。大胆な片流れの屋根が印象的

ご主人の実家と同じ敷地内に建てた木造3階建てのM邸。東側の3連窓の部分は1階から3階まで吹抜けになっており、夜になると鉄骨階段がライトアップされるように設計されている

適材適所の収納など暮らしに寄り添う設計