土間と階段との高低差を可能な限りなくし、住まう人にやさしい設計に。白い壁に鉄刀木の深みのある色と素材感が映える

10kW超のソーラーパネルを搭載した外観。エッジの効いたバルコニーで外からの視線をやわらかくカットする

モノトーンの洗練された空気感を纏うフルオープンのLDK。 重厚な味わいの鉄刀木の床はとても堅くて、もともと濃い色なのでキズも目立たない

モノク ロームの玄関を上階から見下ろす。細部まで無駄のないデザインが凛とした雰囲気を生み出している

木造では不可能とされた9mスパンで構造評定を取得したことで、SE構法ならではの開放的な空間と可変性のある間取りが実現

圧倒的な存在感を放つ墨モルタルのカウンターキッチン。木の壁面収納は大容量のパントリーとPCカウンターまで造作

リビングとフラットにつながる広々バルコニー。高さ170cmの塀を設け、視線を気にせずBBQやおうちカフェを楽しめるアウターリビングとして活躍。長い庇（ひさし）は夏の直射日光を遮り、室内を快適に保つ

ダイニング横に配置された和の空間。床下の一部はＦ邸の室内犬のトイレスペースに。「ＬＤＫの中でペット用トイレが目立たないように」という『インフィルプラス』の配慮でもある

敷地内にある高低差を生かして、インナーガレージから玄関までをスキップさせる設計に。ガレージ上部に設けられたロフトからリビングへつながる動線が面白い

木の梁に鉄を入れて補強したパナソニック・テクノストラクチャー工法で、耐震性を高めながら、吹抜けのある大空間を実現。温度差のないLDKで人もうさぎも健康的に生活できる

木造で大開口を可能にするSE構法とパッシブデザインを融合。高低差60cmの勾配天井で室内に開放感を出したほか、リビングの床を下げることでゾーン分けした

北側道路で高低差のある土地に建つK邸。真っ白な壁が青空に映える、三角屋根が印象的なシンプルデザインの外観。窓は外観のアクセントとなり、室内へ外の風景を取り込んでくれる

敷地は東南に道路のある住宅街。高低差のある敷地を利用して、道路面と1階床高さには90cmほど差が出るようにプランニング。こうすることで、道を歩く人から家の中が見えにくくなっている。外壁素材はグレージュとブラックのジョリパット

土地探しから同社に依頼したYさん。「周囲の家と高低差のある土地を選んだのですが、周辺の土地との差を考慮しながら、バランスよく設計してもらえました」とご主人。庭に降りる階段にオリジナルのアイアン手すりをつけ、ブルックリンテイストを演出

雨に濡れずに車を乗り降りできるビルトインガレージは、エントランスと棟の高さを変えて設計。高低差を出し、色彩も変えた2つのフォルムを組み合わせることで奥行きが生まれ、シンプルでしっとりとした印象に。ガレージ奥には、庭へと視線が抜けるスリット窓を設けた

27畳のLDK。キッチンを起点にぐるっと回遊できる動線が家事時間を短縮する。全館空調システムを採用したことで、家中の隅々まで温度差がなく快適。ダイナミックな折り下げ天井の間接照明と現しの梁に癒やされる。床は滑りにくく抗菌作用もある、人にもペットにもやさしいフローリング仕上げに

20畳のLDK。床は木のぬくもりと経年変化を楽しめるラジアータパインを採用。テレビ台の壁はエコカラット。天井まで届く南面の大開口が、室内から庭への視線の抜けを促し、心地良い開放感を創り出す。室内の温度差をなくすため、出入り口は可能な限り減らして、高気密・高断熱の住宅性能を最大限に発揮している