窓から柔らかな陽射しが注ぎ、無垢の床の温もりが心地よいLDK。広さは20畳あり、構造現しの天井が存在感を放つ。人が集まる機会が多いので、ダイニングテーブルは丸テーブルをセレクト

リビングダイニングのスペースをできるだけ広く確保するため、ペニンシュラ型のオープンキッチンを採用。キッチンに立つと室内全体を見渡すことができ、子どもを見守りながら調理できる

濃いグレーのアクセントクロスの無機質な風合いが、木の空間をスタイリッシュに演出。造作の収納は使い勝手に合わせてデザインされている

洗面・ランドリー・浴室は2階に配置。木製の造作洗面台はカウンターもシンクもワイドサイズにし、鏡の背面に収納棚を設けてある

土間に大きさの異なるタイルを組み合わせ、シンプルな空間にメリハリをつけた玄関。家族は駐車場に近い勝手口から出入りすることが多いため、玄関はゲストを迎える空間としての役割を重視した

イギリスのホテル空間を参考に、同社が提案した輸入クロスを用いた階段スペース。床にはパンチカーペットを使い、コストコントロール。丈夫で足触りも温かく、家族からも好評だ

タイルカーペット敷きの床に合わせて天井にもアースカラーを採用し、シックに演出した主寝室。おしゃれな夫妻の衣類をまとめてしまえる大容量のクローゼットを確保

建物全体の外壁は、メンテナンスフリーのガルバリウム鋼板を採用したのに対し、玄関ポーチには板張りの天井と左官仕上げの塗り壁を使い、上質感と個性を演出。玄関ドアにはあえて木目を採用せず、スタイリッシュで洗練された雰囲気に仕上がった

階段の正面の壁に設けた丸窓から柔らかな光が注ぐ

床に使用した栗の木材と足元から柔らかな光を放つ間接照明、丸窓とが溶け合い、品のある玄関になっている

大開口から注ぐ陽射しが無垢の床に温もりをもたらし、心地よい日常を愉しめるリビング。プライバシーを確保したモルタルデッキは、アウターリビングとして活用

「ダイニングに丸テーブルを置くのが夢」という奥さまの要望に合わせて、丸テーブルを置くことを前提に空間をデザイン。ダイニングの先にはウッドデッキがフラットにつながり、吹き抜けの高窓から陽光が注ぐ

本家で人が集まる機会が多いので、8畳×二間続きの和室を設けた。この部屋だけ無垢の柱と梁を現しにした真壁づくりで、壁は調湿効果の高い珪藻土を採用した

アメリカンブラックチェリーの床と造作テーブル、漆喰の壁、現し梁。家族が集まるLDKは自然素材の心地よい空間に

吹き抜けと大窓から柔らかな光が注ぐダイニング。白を基調にした清々しい空間で、家族揃って食事をしたり、おうちカフェ気分を楽しんだり。高気密・高断熱の構造により、室内は年中快適で冷暖房の効きもよく、省エネも実現！

南面の窓から柔らかな日射しが注ぐ、明るく開放的なLDK。壁には珪藻土、床にはクリの無垢材を使用。室内に漂う木の香りや、無垢の床の温もりゆたかな質感に心も体も癒される。リビングの壁面には造作のTVボードと収納を設置。同社の収納には、湿気がこもらないようにと、ルーバー状の木の扉を採用しているのも大きな特徴だ