お母さまが琴の稽古をするので、和室とリビングの段差をなくし、ラクに移動できるようにした

「子どもは見下ろされると萎縮する」という児童心理学に基づき、目の高さが合うよう設計されたキッズスペース

キッズスペースの高さは113cm。キッチンに立つ奥さまと子どもたちの目の高さが合うので、コミュニケーションを取りやすい

琴を収納するため、縦長の収納庫をTVの両サイドに造作

白と木目でコーディネートしたLDK。家族がどこにいても見える場所にキッチンを配置。キッズスペースの下は大容量の収納

家の中心に大きな吹抜けを採用。9連の高窓から満遍なくたっぷりと光が差し込み、明るい空間に

玄関の奥の壁は調湿性に優れたエコカラット

組子細工の塀が玄関とトイレを緩やかにゾーニング。造作の洗面台が高級感を演出

段差をなくした玄関ホール

リビングと隣接するお母さま専用の和室

たたきとの段差をなくし、シューズボックスを浮かせたことで、すっきりとした印象の玄関ホールに　　

アイランドキッチンはワークスペースと収納を広々と確保。行き止まりのない動線で、水回りやリビング、小上がりへの移動もラクにできる

玄関の上がりかまちの段差は、お母さまにも負担が少ない5cmの高さ。腰掛けて靴の脱ぎ履きができるベンチも造作

ダイニングから、キッチン、リビング、和室、ウッドデッキまで見渡すことができる。リビングと和室は、段差がなくフラットにつながっているので、小さな子どもでも安心して出入り可能だ

浴室とランドリーを2階に設けてあるので、上下移動をしなくてもバルコニーに洗濯物を干すことができ、家事ラクを実現

Ｓさんのお母さまの部屋。リビングだけでなく、土間にも直結しているため、足腰が弱ってしまったお母さまも愛犬・愛猫といつでも触れ合うことができる

リビングの段差は、子どもたちのベンチにもなる

シューズクローク付きの玄関。室内はバリアフリーで、お母さまが使いやすい高さに手すりを設置。LDKや水回りまでの移動を支えてくれる