庭を眺めながら料理したいという奥さまの要望に応えて、家の中心にアイランドキッチンをレイアウト。奥さまの身長と使い勝手に合わせて『ぴたはうす』がオーダーメイドで仕上げた。造作の方が有名メーカーの豪華なシステムキッチンよりもお値打ちで使いやすいという声も多い

どこからでも緑豊かな中庭が見えるような間取りで、家の中央にアイランドキッチンを配置したことで、家族がどこにいても様子がわかる

リビングの北側に造作した小上がりの畳コーナー。背もたれは人が最も気持ちいいと感じる角度まで研究してハンドメイドで仕上げた。ここに座って本を読んだり、テレビを見たり。あまりにも気持ちよくてそのまま眠ってしまい、夜中に目が覚めて慌てて寝室に行くこともあるそう

廊下のデッドスペースを活かして造ったご主人の書斎。地窓から中庭が見える

『ぴたはうす』の代名詞とも言える、天井のない浴室。水蒸気が2階まで抜けて加湿器代わりに。建物の性能がいいからこそできる設計手法といえる

玄関ドアは表面にスプーンカットを施してニュアンスを出した。造作のベンチも便利

外からの目線を気にせず、BBQや日向ぼっこを楽しめる中庭。植栽は『ぴたはうす』のスタッフ、職人と一緒に行い、家づくりのよき思い出になった

交通量の多い通り沿いなので、カーポートと庭を前面に作ってプライバシーを守る。外壁の一部に焼杉を採用し、アクセントをつけた

モルタルカウンター、キッチン、吊り棚はオーダーメイド。タイルの貼り方は海外メディアを参考にした

照明とオーダーメイドのキッチンに目を惹かれる。奥さまこだわりの家事スペース。配置された家具のデザインは、お洒落な印象を与える

住まい方アドバイザーとして有名な近藤典子さんの門下生である深見社長の奥さまが提案した家事コーナー。コンパクトでも広く使えて、物の出し入れがしやすく、掃除もしやすいのでストレスを感じない。可動式の棚も便利だ

階段下のデッドスペースを活かした子どもたちの秘密基地。アーチの扉はオーダーメイド。アイアンの取っ手は、施主の奥さまが見つけてきた掘り出し物

奥さまが最もこだわったキッチンは、あえて外で寝かせた粗木（構造材）で造作したオーダーメイド。天竜杉の床、天井ともしっくり馴染んでいる

「CUCINA」のオーダーメイドキッチンは、奥さまのこだわり。「この色がどうしても使いたかったんです」という。グレーインテリアで統一した室内は、キッチンを中心にコーディネートした結果なのだとか

アイアンの妻飾りは奥さまがデザインして業者に作ってもらったオーダーメイド。オリーブの枝にとまった2羽の小鳥がクローバーをくわえたシルエットがN邸のシンボルになっている

大人かわいいカフェスタイルにコーディネートしたキッチン。奥さまの身長、使い勝手に合わせてオーダーで作ったもの。キッチンパネルやカウンターはもちろん、チェッカーガラスやアイアンの取手が付いた食器棚もオーク材で自社製作。『kitol』で見つけた雑貨や照明が暮らしをやさしく彩る

LDKの主役は大開口窓に面したフルオーダーキッチン。調理中も庭の景色を眺めながら作業ができる。奥さまの身長や使い勝手をとことん追求し、暮らしによりそうデザインを叶えた。こことは別に、店舗スペースにも菓子専用のキッチン工房が備わる

リビングの窓からはとっておきの富士山の姿が。「富士山をどう見るか」を意識して間取りを計画し、土地の魅力を最大限に引き出した。キッチンは料理好きの奥さまが依頼したオーダーメイド。また、地元の新聞紙を主原料による自社製造のセルロース断熱材「富士産eco断熱」を使用。断熱のほか、防火・防虫・防カビ・吸音・調湿など多くの機能を発揮。M邸では、静岡県基準の約2倍の断熱性UA値0.44（北海道基準0.46）、実測C値0.9を実現。