視界が奥へと一直線に伸びていく廊下は奥行きを演出。カッコよくてやわらかな間接照明が何気ない廊下を印象的な空間に

中庭とリビングからの灯りが綺麗な外観。接道面からリビングまで奥行きがあるため、外からの視線が入りにくい間取りとなっている

南北に長い敷地に完成したK邸。表通りからは室内が全く予測できないようにプランニングされている。変形地や狭小地など、立地条件が難しくなるほど建築家の腕の見せ所で、短所を長所に変えてくれる

アプローチの木の回転扉を開けると、いきなり中庭が現れる。外からの視線をカットしつつ、BBQや子どもプールなどを存分に楽しむことができる

開放感とプライバシーを両立した明るいLDK。大きな固定窓を通じて中庭とつなげ、友人家族を招いても狭く感じさせない空間に。高天井を活かして秘密基地のようなロフトスペースも設けた

奥さまの夢を叶えたKITCHEN HOUSEのL字型キッチン。フロア全体はもちろん、中庭まで見渡せて、料理タイムのテンションも上がる。ダイニングテーブルと一体化させたことで、家事効率もアップ

キッチンの向かいに、壁一枚を隔てて造作した子どもたちのスタディコーナー。ママの気配を感じながら、子どもたちは安心して勉強ができる

モノトーンでコーディネートされたリゾート感のあるサニタリー。洗面と脱衣室を分けたことで、誰かが入浴中でも気兼ねなく歯磨きや手洗いができる。窓から光が入り、北面とは思えないほどの明るい洗面

ガス乾燥機の乾太くんを備えた広いランドリールームは、共働き夫婦の頼れるパートナー。ウィークインクローゼットが隣にあるので、家事動線も考えられた間取り。浴室のドアを半透明にしてリゾート感を演出

玄関ホールから一直線に伸びる廊下は、奥行きのある土地ならでは。1階の母の居室もプライバシーが守られる

玄関ホールからLDKまで、目線が一直線に伸びていく廊下。天井まで届くハイドアを採用したことで、空間がより開放的に感じられる

リビングからキッチンまでを一直線に繋げ、空間を広く見せている。中庭の軒から伸びる天井に仕込まれた間接照明も、癒しになる空間

高級感のあるタイルが印象的なリビング。天井の高さに変化をつけ、間接照明でやわらかな雰囲気に

「外観もカッコよく仕上げたい」との希望から、塗壁などは使わずガルバリウム鋼板のみを活用。窓の大きさや位置をそろえることで、スマートな印象に仕上げた

間口約6m、奥行き約22mの変形地でも、建築家の感性と設計力によって、カッコよくて住みやすい二世帯住宅が実現した

目線が天井まで伸びていく吹抜けのリビング。高窓からやわらかな光がこぼれ落ちてくる。手すりを造作し、床との統一感を持たせた。テレビボードの右側は床下エアコン

天井間接照明を採用したダイニングキッチン。ナラ樫の床材と色合いを合わせたアクセントの天井クロスや建具が、カッコよさの中にナチュラルな雰囲気を醸し出している。

ソファやダイニングに腰掛け、廊下を行き来し、階段を上り下りすれば、周囲の環境や景観に対する配慮の深さに気づくはず。南からの光は吹き抜けを通して、やわらかく降ろされ、季節ごとの風が気持ちよく通り抜けていく

視界が奥へ奥へと伸びていく22.5畳のLDK。全館空調により、家の隅々まで同じ温度、同じ湿度をキープ。同時に花粉やPM2.5などを排除しつつ、きれいな空気が室内に行き渡るので、住まい人にやさしい居住環境を実現する