両世帯のリビングから眺められるガーデンが、家族みんなの絆を結ぶ。たっぷりの愛情を注がれた樹木、花、家庭菜園の野菜たちがのびのび育つ

Kさん夫妻が憧れた、大屋根と塗り壁の外壁を持つ家。それを、2世帯が暮らす大きな家に合わせてデザインした。ガーデンは、奥さまのお母さまが憧れている、園芸家ターシャ・テューダーのテイストをイメージ。庭の左奥に、ご主人こだわりのバイクガレージが建つ

設計前にご主人が家具店で見つけた、布張りソファの雰囲気に合わせてデザインされたリビング。自然素材で仕上げた内装の色合いに、造作カウンターやTVボードが映える。かわいらしい雑貨好きな奥さまが選んだ、雑貨照明もぴったり

メインリビングには可動式のはしごを用意

リビングとキッチンの両方と繋がる、小上がりの和室。窓のカーテンを開けると、色鮮やかな竹林が見える

両親世帯のリビング。勾配天井が畳数以上の広さを演出する。「暖房がついていない真冬の朝でも13度以下にはなりません」とうれしそうなお母さま　

両親世帯のダイニング。できるだけ広くコンパクトに暮らすべく、家具職人と綿密に打ち合わせた造作収納が大活躍する

無垢のヒバ材を張り巡らせた浴室は、贅沢な香りに満たされる。手入れも簡単だ

軒を出した掃き出し窓はちょっとした雨でも開けておけて換気ができる。庭では、家庭菜園で野菜を育てている

リビングから連続するタイルテラスは、ウッドデッキほど熱くならないので子どもたちも安心。奥には家庭菜園もあり、四季折々の野菜を収穫する

家庭菜園も奥さまのこだわり。季節の野菜の種を植え、育て、収穫して、家族でいただく食育を実践している

憧れのガーデンライフが実現。外からの視線を気にすることなく、BBQや家庭菜園を楽しめる

庭はBBQをしたり、家庭菜園で野菜を収穫したり、家族のかけがえのない思い出を紡ぐ場所。夏はプールで遊んだ後、そのまま浴室へアクセスできる

テラスで味わう手作りピザの味は格別だそう。隣に両親が育てる家庭菜園があり、もぎたて野菜がBBQの食材になることも！

デザイナーに依頼したという奥さまのこだわりのガーデン。四季を通じてさまざまな花が咲き、実を結ぶ。ウッドデッキやフェンス、物置も『安形』が製作した

昔懐かしい縁側のようなウッドデッキ。フェンスで目隠ししてプライバシーを守りつつ、BBQや子どもプールを楽しむ。家庭菜園もつくり、子どもたちと季節の野菜を育て、収穫する

周囲に気兼ねなくくつろげる芝生の中庭。ご主人のD I Yによるレンガ造りの家庭菜園では、トマトやホウレンソウ、ナス、トウモロコシと、多彩な野菜を収穫できた。子どもと一緒に育て、収穫し、料理して食べる楽しさを体験でき、食育にも役立っている

U家にとって、庭はBBQやプールを楽しむだけの場所にとどまらない。家庭菜園に季節の野菜を植え、育て、収穫して、おいしくいただく。食べ物を自給自足することの大切さを知る「食育」と、庭を通して子どもの創造力、自主性が身につく「庭育」の場でもあるのだ。