「寝るとき以外は、1階で過ごせる空間を目指したい」というKさん夫妻の理想を実現。リビングとダイニングがL字型に配置され、家族それぞれが好きな場所で自由に過ごせる。「同じ空間にいても程よく距離があるので、子どもたちが騒いでいても気にならず、干渉しなくなりました」と奥さま。子育てにも好影響な空間に仕上がった

LDKは約21畳。奥行きを意識した間取りや吹き抜けの効果で、実際より広く感じられる

緑の景色を一望できるダイニングが、奥さまのお気に入りスペース。壁際には、子どもたちのスタディコーナーを備えている

階段状になった読書コーナー。たくさん人が遊びに来たときは、ここに座っておしゃべりしたり。ちょっと物を置いたりすることもできる便利なスペースになっている

階段下は秘密基地のような収納空間に

リビングの一角に設けた楽器スペース。楽しい空間が多彩にちりばめられ、家の中にずっといても飽きない

LDKを広くするため、バスルームは2階へ。ハイブリッド断熱は外気温の影響を受けにくいので、ヒートショックの心配もない

玄関の先は造作手洗いとトイレ。左側はリビングで、玄関ホールと一続きになっている

家族のつながりを育む吹抜け。これほど大きな空間があっても上下階の温度差がなく、外張り断熱の効果で外気温の影響も受けないため、快適に過ごせる

吹抜けの階段ごしに、アイランドキッチンとリビングを向かい合わせに配置した間取りは、他の家にはなかなかないユニークなシチュエーション。程よい距離がそれぞれの空間に落ち着きをもたらしている。調理をしながら会話も楽しめる

吹抜けの階段ごしに、アイランドキッチンとリビングを向かい合わせに配置した間取りは、他の家にはなかなかないユニークなシチュエーション。程よい距離がそれぞれの空間に落ち着きをもたらしている。調理をしながら会話も楽しめる

同じ空間で家族がそれぞれに過ごせるLDK。子育てが始まってからを考えた、隅々まで視線が届くオープンキッチンは奥さまの希望で実現。会話もしやすく、見守れて安心

LDKのテーマは『寝転がれる空間』。「のんびりくつろげるよう、気取りがなくてちょっと上品な雰囲気を目指しました」とご主人。テレビ背面のエコカラットの壁にスポットライトをあて、上質感をアップ。高気密・高断熱＋全熱交換型換気システムで、夏もエアコンをあまり使わず過ごせる。冬はガス温水式床暖房のみで十分に暖か

洗面スペースとランドリー、浴室を一直線に配置。生活感の出やすい場所だからこそリビングと適度な距離感を保ちつつ、使い勝手と空間デザインに配慮。また、リビングと同じ階にあることで、家事や子育てにおける奥さまの動きに合わせた暮らしやすさが実現

広めの寝室には、ドアとクローゼットが2つずつ。もう1人子どもが生まれて個室が必要になったら、壁で仕切って2部屋にすることもできるフレキシブルな空間だ。今はつなげて広く使い、一部にテレビやソファを置いてセカンドリビング的なスペースに。夜寝る前にテレビを見るのはもちろん、子どもがベッドでお昼寝するときも、様子を見守りながらそばで過ごせるので、便利に使っていると奥さま。落ち着いた色調の内装もくつろぎスペースにぴったり。

リビングとゆるやかにゾーニングされたDKは、ダウンライトのないすっきりとした空間に。玄関ホールから連続してつながる下がり天井を2,200mmの高さに抑えたことで、目線の高低差が生まれ、より開放的に過ごせる。キッチンを起点にパントリー、ランドリー、浴室へと回遊できる「神動線」も備え、子育て夫婦の家事負担を大幅に軽減