仏間と客間を兼ねた和室の一角には、出窓のように張り出した付書院があり、柔らかな光が注がれる

国産ヒノキの無垢床は、足触りがやわらかく、冬でもひんやりしない。S邸では天井もヒノキに。壁は、調湿や消臭機能がある天然成分100%の漆喰をセレクト。断熱にもこだわったので、夏は涼しく、冬は暖かく、エアコンの効きも良いそう

短い動線で食事の支度や後片付けができるよう、ダイニングとキッチンを横並びに配置。シンクを隠す壁を組み合わせて、スッキリとした印象に

どこに何を置きたいか、住まい方アドバイザーでもある設計士に伝えて、収納を計画。飾り棚なども取り入れながら、使い勝手よく仕上げた

座って靴を脱ぎ履きできるように一枚板の式台を玄関に設置。正面の扉を開ければパントリー、左はリビングへと続く

ご主人のスニーカーコレクションが並ぶシューズクローク。ロフトへ直行できる動線もあって便利だ

玄関ホール、キッチン、ランドリールームの3方向から出入りできるパントリー。暮らしやすさを追求した動線や収納もS邸の魅力だ

壁に映画などを投影できる照明一体型プロジェクターを備えたロフト。ものに合わせて棚の高さを変更できる大容量の壁面収納もポイントだ

階段の正面の壁に設けた丸窓から柔らかな光が注ぐ

仏間を兼ねた和室と4.5畳間の照明を埋め込み式にして旅館のような雰囲気に。庭のドウダンツツジを眺めながらのんびりできる

無垢床の質感が温かみを感じさせるLDK。リビングは天井を上げて開放感を強調。南面の掃出窓から室内に柔らかな光が注ぐ。窓の外にはウッドデッキがある

広い土間には南面の掃出窓と吹き抜けから光が注ぐ。階段下や壁面に収納スペースをたっぷり設けてある

1階の南面に設けたご両親の和室。縁側からは庭が眺められ、柔らかな陽が注ぐ

親世帯に設けた6.8畳の和室。しっとりと落ち着いた空間に仏間と床の間を確保した。客間として使うほか、来客の寝室としても重宝している

オークの床に柔らかな光が注ぐリビングは夫妻のお気に入り。白い造作のTVボードの裏側には土間廊下が設けてある

大きな窓から柔らかな光が注ぐリビング。等間隔に並んだ化粧梁がアクセントとなってシンプル＆ナチュラルな空間をいっそうオシャレに引き立てている

レッドシダー張りの勾配天井が、実際の面積以上の広がりを感じさせるLDK。続き間の和室は、仏間や客間としてだけでなく、将来子どものお世話をするスペースとしても活躍しそう

中庭テラスに面した2階LDK。大きな窓から自然光がたっぷり注がれ、室内すべてに優しい光が満ちている。無垢アカシアフローリングの柔らかな色合いに、シンプルなインテリアがよく映える