玄関を入った瞬間、無垢材ならではのやさしい香りに包まれる。床も天井もパイン材を使い、経年変化を楽しむことができる。シューズボックスなどの造作家具1つ1つにも熟練職人の想いが伝わってくる

シンプルでスタイリッシュな平屋は、3LDK、延床面積23坪のちょうどいいサイズ。WOODBOXのバンガローシリーズをベースに、『今井建設』標準仕様の塗り壁やセルロースファイバー、オリジナルキッチンをプラスした

長くせり出した軒が夏の直射日光を遮り、冬は室内の奥まであたたかい光を届けてくれる。縁側のような長いウッドデッキで、日向ぼっこや花火なども楽しめそう。防犯、遮音効果の高いシャッターも装備

たっぷりの光と風を招き入れるLDK。現しの天井高は通常より30cm高い2m70cmで、実面責よりも広く感じられる。パイン材の床は、冬でも裸足で過ごせるほど暖かくて、子どもたちが付けたキズも味わいになる

『今井建設』で特に人気の高いオリジナル造作キッチン。作業スペースもゆったりとってあるので、夫婦で料理するときも窮屈に感じない。カフェのような見せる収納棚もテンションを上げてくれそう

セカンドリビング。ハンガーと引き出しの付いた大容量の収納棚を造作し、空間を広く使うことができる

12畳の洋室は子ども部屋に。スタディカウンター、ウォークインクローゼット、畳敷きのロフトを造作。成長に応じて2間に間仕切りすることもできるし、子どもたちが巣立った後は夫婦の趣味部屋としても使える

キッチンから数歩でアクセスできるサニタリー。WOODBOXは洗面台だけの仕様だが、このモデルハウスは鏡と造作の収納棚をプラスした

1階のレストルーム。職人の熟練技を感じるグレーの塗り壁はイタリア漆喰の「ユーロスタッコ」で、単調になりがちな空間をグッと引き立ててくれる

3階にある18畳の子ども部屋。床はあたたかい質感のパイン材で、経年変化も楽しみ。成長に応じて3部屋に間仕切りもできる

目利きの職人が良質な国産材の原木を仕入れ、自社作業場で皮むきから墨付けまで行っている。木の性質を見極め、どこに使うのが最適か判断する目は熟練の成せる技

2階ロフトの丸窓。コンパスで描いたような美しい切り方はまさに熟練職人の成せる業。このような日本建築の伝統技術を次世代に継承することも施主さんの願いの1つだった

ダイニング。温かみのある無垢の床材を採用。1階はすべてパインで統一している

1階のLDKはアイランドキッチンを中心に回れる家事動線を確保。パインの無垢の床は足触りが心地よく、冬はひだまりの温かさがじんわりと伝わってくる

LDKの中央に位置する畳コーナーは東屋のような佇まい。満月をあしらった障子窓は、熟練の建具職人ならではの渾身の作だ。ママ友が子ども連れで遊びに来ても、ここで遊ばせておけば様子も見えて安心。洗濯物をたたんだり、子どものお昼寝スペースにしたりと多目的に使える

ご主人の夢を叶えた、ウッドデッキと一体化した開放感あふれるLDK。経年変化が楽しみな無垢パイン材の床の上を愛犬も気持ちよさそうに走り回る。

開放感あふれるLDK。床、建具に使用した『片桐建設』オリジナルの無垢材は海外から輸入するため、コストダウンが可能。天然素材ならではの経年変化も楽しめる

長女の個室。スカイブルーの壁の色は自分で選んだ。パインの床の肌触りが気持ち良くて、経年変化も楽しみ。ほぼ寝るためだけのスペースで、勉強はもっぱら1階の書斎で