従来の木造住宅の概念を超えた6m×6mの大空間リビング。ソファ以外でも寛げるように設置した小上がりの畳コーナーは、子どもたちのスタディコーナーにもなる

ダイナミックな片流れ屋根の外観。1階、2階とも大きな開口部が特徴で、夜になると室内からの灯りがふんわりと浮かび上がる

家事効率を高めるアイランドキッチンを採用。天井にレッドシダーを貼って、リビングとの差をつけた

ダイニングテーブルをキッチンの真横に配置したことで、配膳や後片付けが楽になり、奥さまの家事時間を短縮できる。子どもたちが学校から帰ってきて「ただいま」を言ってから2階に上がるリビング階段を設けた

脱衣室と洗面室を離すことによって、誰かが入浴中でも自由に洗面や歯磨きができる。洗面室はトイレの手洗いコーナーも兼ねていて、アイロンができるほどワイドな棚も造作した

「見せる収納」でカフェスタイルにコーディネートしたキッチン。木とアイアンがバランスよく調和している。水回りへの動線も無駄な動きが不要で、ストレスフリー

2階のスキップフロア。大人の隠れ家のような書斎はリモートワークが増えた今、大いに役立っている。上はロフトになっている

将来的に2間にセパレートできる子ども部屋。北欧調のドアもかわいい

２１畳を超える大ＬＤＫ。なんと高さ６ｍに及ぶ吹き抜け空間

小上がりの畳コーナー。掘りごたつ式のカウンター付きで、スタディコーナーとしても利用できる

間口約6m、奥行き約22mの変形地でも、建築家の感性と設計力によって、カッコよくて住みやすい二世帯住宅が実現した

部屋と景色が融合したような 見晴らしのいいLDK。柱や梁を むき出しにする真壁づくりの家 は、従来の木造住宅の約1.5 倍の木を使う。フローリングにも 無垢材を活用するため、木が温 度や湿度を調整してくれる

畳コーナーの奥はカウンターデスクで、子どもたちが本を読んだり宿題をしたり。小上がりになっているため、ソファ感覚で座ることも

2階LDKの小上がりの隣には子どものスタディコーナーを配置。書棚もたっぷり確保した。小上がりの床下の引出しもいろいろものをしまえて便利

奥さまがどうしても欲しかったトリプルIHのアイランドキッチン。小上がりのスタディコーナーで勉強する子どもを見守りながら料理できる

リビングの一角に設けたスタディコーナー。ソファの高さに合わせて腰壁を作り、緩やかにゾーニングした。キッチンから目が届くので、親も子どもたちも安心

モルタル調のクロスで仕上げたキッチンには、約3m60cmもの造作カウンターをオーダー。子どものスタディコーナーをはじめ、さまざまに活用する予定だ

20畳を超える吹抜けのLDK。大きな開口部から燦々と光が差し込み、夏も冬も快適に過ごすことができる。リビング内にスタディコーナーを設置し、長男はいつもママに見守られて勉強できる