「普遍的なかっこよさを持つ家に暮らしたい」「こだわりの空間でマッサージやネイルといったリラクゼーションサロンを開きたい」という夫婦の夢を叶えるため、店舗兼住宅の新築を決断したＩさん。土地の特性を生かして、玄関は中２階に設定。階段を下りた１階には、ウェイティングルームとして使える空間を挟んでサロンと、反対側に３つのプラベートルームを固めた。そして、階段を上がった２階には、無垢と白のＬＤＫを配置。特筆すべきは、抜け感と開放感の素晴らしさだ。階段部分の吹き抜けによって空間に立体感＝開放感にプラスし、２枚の幅３ｍ大の一枚ガラスと、室内の壁の一部を羽目板にしたことで奥行き感＝抜け感を実現した。表現するなら、まさに「アーバンでナチュラル」。ディテールの完成度も高い店舗兼住宅がここに完成した。