アウトドア派で、人を家に招く機会が多い夫妻にとって、新居の庭にバーベキュー場があるのはマストな条件。そこで、設計時にはLDKと庭との繋がりを重視し、外に視界が大きく広がる家が実現した。LDKは25畳という広さに加え、SE構法ならではの大きな吹き抜けと大開口が開放感を創出。「これだけ窓が大きいと、夏の日射しがまぶしくて暑いのでは…と心配な面もありましたが、小林社長が採光の角度や量まで考慮して設計してくれたので、心配はまったく無用でした」とご主人。Ⅱ列型の造作キッチンは庭に近いので、バーベキューの食材などもスムーズに運べる。また、室内にはパッシブデザインに加えて床下冷暖房「パッシブ冷暖」を採用し、どの部屋も温度差がなくホテルのように心地いい。さらに、太陽光発電とHEMSも導入し、いずれはV2Hを設置してエネルギーを自給自足できる家にバージョンアップする予定だ。自然の力を最大限に活かし、なおかつ庭や周囲の自然と暮らす家は、この先もずっと家族に安心感と満足感を授けてくれることだろう。