寝室の手前にはゆるやかに仕切った半個室。ドアや空調を共有できることもメリットだ

ロフト部分が外観フォルムのアクセントにもなっているO邸

のびやかな梁が空間の広がりを演出する勾配天井リビング

リビングの窓からは自然を感じられるタイルデッキへ

キッチンカウンター、飾り棚&収納、リビングのTVボードなど造作家具も多数

キッチンの床は汚れの目立たないフロアタイルで。奥はパントリー、水回りへとつながる

趣味部屋にしているロフト。手すりは前の家の建具をリメイク

洗面脱衣室では室内干しも。畳収納は多目的に使えて便利

1階もオープンな作りで、寝室も建具で仕切るスタイル。 仕切りドアは採風式。風を通しながら家族をゆるやかにつなぐ工夫がされている。

1階の寝室は個室に仕切れ、それぞれにウォークインクローゼットを用意

書斎はドアをつけない半個室に。「床に座るスタイルで」というご主人の希望に合わせてカウンターの高さを調節

2階の主寝室。ドアの左側に設置した白い格子も「クール暖」で、全館空調のように家中どこにいても同じ温度になる

Yさん夫妻の寝室。ウォークインクローゼットの隣にはご主人のコレクションをディスプレイできる趣味部屋を設けている。ドアは付けているが天井部分の壁を開けて空調や換気に配慮

寝室と水回りを結ぶウォークスルークローゼット。洗面スペースは浴室と独立させ、ランドリーと仕切ることもできるので、来客時に生活感をすっぽりと隠すことができる。手前のランドリーに干した衣類が乾いたら、そのままクローゼットにハンガーを掛け替えるだけで済むので、家事も楽々

広めの寝室には、ドアとクローゼットが2つずつ。もう1人子どもが生まれて個室が必要になったら、壁で仕切って2部屋にすることもできるフレキシブルな空間だ。今はつなげて広く使い、一部にテレビやソファを置いてセカンドリビング的なスペースに。夜寝る前にテレビを見るのはもちろん、子どもがベッドでお昼寝するときも、様子を見守りながらそばで過ごせるので、便利に使っていると奥さま。落ち着いた色調の内装もくつろぎスペースにぴったり。

玄関の土間スペースから続く通路が、空間を無理なくゾーニング。向かって左が家族の集うLDKで、右側は寝室や子ども室のプライベートエリアとなる。生活の変化に応じて仕切ることも可能だが、子どもが小さいうちは部屋ごとのドアや壁は作らず、一体感を感じながら過ごす予定だそう

11畳の寝室は将来6.5畳と4.5畳に仕切り、子ども部屋をもう１部屋増やせるようにドアを２か所設けてある。収納スペースの横にはカウンタースペースを設け、寝る前のスキンケアや書斎スペースなど、さまざまな用途に役立ちそう！