リビングスペースは約6畳とコンパクトだが、壁の上部をオープンにして抜け感を演出するなど、空間を広く見せるアイデアが随所に散りばめられている

屋根はガルバリウム鋼板、壁は漆喰仕上げ。通りに面した側には大きな窓がなく、プライベートな暮らしを満喫できる

流れを意味する「FLOW」がS邸のテーマ。キッチンのまわりにリビングや寝室、防音仕様のホビールーム、水回りなどをレイアウトした回遊型の間取りで、どこへ行くにもスムーズに移動できる。リビングとダイニングキッチンを合わせて広さは約14畳。通路とも一体になったつくりで、実際のスケール以上にゆったりと感じられるのが魅力だ

S邸の玄関は便利な2WAY仕様。手前の引き戸を開けるとリビングスペースへ。そのまま奥へと進めば、壁面収納とコート掛けがあり、キッチンや個室へダイレクトに行けるようになっている

洗濯物を洗って干し、アイロン掛けまでできるランドリールーム兼脱衣室。すぐ近くにハンガーのまま服を収納可能なファミリークローゼットがあり、家事動線も快適だ

植栽やエクステリアは「GARDENS GARDEN」のガーデンデザイナーがプロデュースした

『水野工務店』は、家具のような佇まいで機能性も高い「グラフテクト」が標準仕様。キッチンとダイニングスペースをトータルコーディネートできる

大容量の壁面収納と、アイアンのコート掛けが玄関に。レインコートやアウトドア用品など、室内に持ち込みたくないものをまとめて置ける

シューズクロークの隣にはハンガー掛けを確保。こうして随所にアイデア収納を設け、コンパクトな空間を無駄なく活かしている　

約6畳の広さのあるビッグバルコニー

LDKと続き間の和室。キッチン横の構造上必要な柱の間に棚を付けオープンラックにして、収納を確保するなど、奥さまのアイデアが随所に光る

リビングに吹抜けを採用し、階段は目線が抜けるストリップに、TVボードを置かずに壁掛けにするなど、コンパクトでも広く暮らせる工夫が随所に光るLDK

リビングダイニングの広さは約22畳。天井や壁など、随所に木目とタイルを使い、アジアンリゾートのような空間をつくり上げた

リビングを広く見せるために4.6mのスパンを飛ばし、オープン階段でより開放的な空間に。

6畳の子ども部屋は、収納扉をつけずに広さを演出

玄関奥の土間の収納スペース。約6畳の広さがあり収納力バツグン

バルコニーは約6畳と、家族全員でのびのびと遊べる十分な広さを確保。家にいながらプチアウトドアを楽しめる

階段を上ると約6畳のフリースペースがあり、子どもたちの遊び場や家事室として活用している