階段下にはコンパクトな子どものおもちゃ用の収納スペース

南北に長いアプローチで非日常感へと誘う玄関など、ホテルライクな工夫を随所に凝らしたI邸。外壁にはレッドシダーをアクセントにあしらい、坪庭も配置した

20畳のゆったりとしたLDKは、リビングとダイニングを段差でゾーンニング。アカシアの無垢材がリゾート感を演出する。エアコンは生活感をできるだけ出さないようにというこだわりから、天井埋め込み型を採用

リビング空間を外へと拡張するのは、11畳のウッドデッキ。ウッドデッキの隣に坪庭や高さを変えた展望デッキを作っている。浜名湖を眺めながらワインなどを楽しむこともできるホテルのような空間だ

書斎の造作カウンターはバーラウンジとして使えるスタイルに。プロジェクターも設置し、大画面でスポーツ観戦できる。書斎から展望デッキに出られるようになり、外で過ごすのが気持ちよい日にはホテル上階のバーにいるような気分も味わえる

書斎兼バーラウンジへと入るためのドアは、ウッドウォールパネルを貼った壁と同化させた隠し扉。扉を開けて階段を登り、室内へと誘われる演出は大人の冒険心をくすぐる

「将来はバスケットコートも作れるように」と広さを考えてプランした庭は、子どもたちが土いじりをして感性を育めるスペースも作っている

L字に配したウッドデッキから展望台へと段差を設けることで、子どもたちがワクワクしながら遊べる空間に

レッドシダー材をふんだんに使った玄関アプローチ。隣家からの視線を遮る壁は風通しも確保できるよう上部と下部を開けている。ホテルのエントランスのような細長いアプローチを歩く時間が、仕事モードからリラックスモードへとオンオフを切り替えるのにちょうど良い

階段下スペースを利用した、小上がりの畳コーナー。LDKの収納としても活用でき、お子さまのおもちゃをすぐに出し入れできて便利

スキップフロアの下に設けた愛犬スペース。食事用のお皿やおもちゃなどをまとめて置けるので、LDKがすっきり片付く

19畳のリビングダイニングと、7.5畳のキッチンがつながる間取り。散乱したおもちゃでLDKに生活感を出したくないため、階段下を子どもたちのスペースに

階段下のスペースは高さのあるリビング収納に

階段下のデッドスペースを活かしてつくった子ども専用の収納スペース。お片づけ上 手になれそう♪

畳コーナー下には引き出し収納があり、おもちゃなどをスッキリ収納できている

階段下に造作した手洗いスペースの隣はトイレ。生活動線がコンパクトで暮らしやすいのもM邸の魅力だ

約2畳の小上がりは、子どもがおもちゃを広げて遊べる場所。階段下のヌックはおもちゃを片付ける定位置になっている。子どもが大きくなったら書斎に使いたいですねと話すご主人。年月と共に使い方を変えられる空間だ

階段下のわずかなデッドスペースも収納スペースに活用

リビングからデッキで遊ぶ子どもが見えるので安心。造作カウンターの下は絵本やおもちゃを収納