家づくり Q&A

1階を若夫婦、2階をご両親の生活スペースにするといいですよ。
子どもが走り回っても音は伝わらないのでおすすめです。
その際はホームエレベーターは必須です。

ちょうど今、二世帯のお客様のプランを考えていましたのでタイムリーな質問でした。



今回は50坪の土地にコンパクトな2世帯を検討しています。
車4台のスペース、庭、バイク2台のスペース、ご主人の書斎、など要望が盛沢山です。
6LDKで40坪程度で考えていますので本当に工夫した間取りになっています。（資金面に配慮して）

さて本題ですがトラブル、ストレスを解消するためには
まずそれぞれの世帯（個々）に別々の居場所（生活空間）を作ってあげることです。
たとえば奥さまの友人が見えたときのご両親の居場所は？
ご両親の友人が見えたときの奥さまの居場所は？
参考までに、この場合は2Fにもミニリビングを提案してあげる、などがいいと思います。

同居する場合には、お互いに気を使わなくてよい快適な居場所（生活空間）が必要だと思います。
LDKでテレビを見るときでも家族全員が一緒の番組を見るのかな？とも思います。
事実、私の家も二世帯ですが、両親と私と娘と家内は皆観る番組が違いますので
個々で別々の部屋でテレビを観ています。（笑）

一番良い方法は、親身になって本当の生活のし易さを提案してくれる会社（個人）選ぶことだと思います。

二世帯住宅のトラブル防止やストレスのないようなアイデアという事ですが、
プランを作成するにあたり親子間の話し合いをしっかりしていくことが大前提です。

まず、間取りに関しては大きく分けると完全分離型二世帯住宅と同居型二世帯住宅に分かれます。

分離型二世帯住宅とは親世帯と子世帯を分離させて建てることで
ストレス、トラブルなどは少なくなると思われますが、玄関や水回りの
設備などが2倍になる為、坪数が大きくなり金額的にも負担が大きくなります。

同居型二世帯住宅とは簡単にいうと単世帯住宅に親の部屋を加えるだけなので
金額的な負担は少なくなりますが、
ストレスやトラブルの可能性は分離型よりは出てくると思われます。（個人差がありますが）

資金を抑えたいという事でしたら同居型二世帯住宅ということになってくると思いますが、お風呂だけは別々にする、などポイントを絞っていくことも良いかと思います。

平成26年7月に、3階建てで1階を親世帯、2階を共有スペース、3階を子世帯という
同居型二世帯住宅の見学会を予定しております。
近くなったらホームページにアップしますので是非参考にご来場頂ければと思います。