もともとは音楽教室だったスペースで、最近まで『石川興建』の倉庫として使っていた築30年以上の建物を車好きな同社社長がガレージとしてリノベーション。愛車のアバルトが映える空間をイメージしながら、天井を塗り替えて車のボディカラーとリンクさせたり。環境にやさしく価格も手頃なOSB合板をアクセントウォールのように取り入れたり。「ガレージハウスを検討している人の参考になれば」と、DIY感覚でつくり上げた。床のコンクリートに古い木の扉を埋め込んで駐車ラインに見立てるなど、古材を活かしたアイデアも魅力のひとつ。ガレージの一角には板張りの休憩スペースがあり、車いじりの合間にお茶を飲んでくつろぐだけでなく、セカンドリビングとしても活用できる。